令和3年7月23日(金)週末コラム11
「不安な時代に踏み出すための『だったらこうしてみたら?』」(植松 努:PHP出版)より。
学校が与えてしまう「好きなこと」は「得意なこと」は「人より優れていること」という図式は、かならず「自分以下」を必要とする恐ろしいものです。こんなものでは、本当の自信など手に入りません。これで手に入るのは、ただの「優越感」です。それは、追いかけるほどに、自信を失っていくものです。そしてやがて、自分以下をつくるために、評価と差別をすることになります。
こんなことありませんか?
小さい子に対しては、ついつい、「ほら、〇〇ちゃんはできてるよ。だからあなたもできるよ。頑張って!」というような励まし方をしてしまいます。「ほら、〇〇ちゃんはおとなしくしてるよ。だからあなたもおとなしくしていようね」なんてことも言ってしまったりします。
でも、この段階から、「比べる自信」がスタートしています。
それがエスカレートするのは、・・・
(続きは明日)