本日、児童朝会で「いじめについて考える日」の教頭講話を行いました。
(※本校では学期に1回、学校行事として「いじめについて考える日」を設けています。)
川勝教頭先生から子どもたちには、このような話をしました。
「みなさんは、いじめをしたことはありませんか?教頭先生はいじめをしたことがあります。」と40年前の自分の話をしました。数人で友だちにあだ名をつけて、からかっていたときに、「やめとけよ。かっこ悪い。」と、ある男の子から言われた一言が、今でもはっきりと心に残っています。
その一言で、自分のやっていたことがとても恥ずかしくなり、それからは友だちをからかうことをやめました。
いじめをなくすためには、周りで見ている人の力がとても大切です。もし、みなさんの近くでいじめがあったら、勇気を出して、「いじめはかっこ悪い」ということを教えてあげてください。
教頭先生からの話を、子どもたちは最後まで真剣に聞いていました。
➡いじめの定義
「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。(いじめ防止対策推進法 第2条より)
➡本校の基本方針のポイント
上記の考えをもとに、本校では「いじめはどの学校、どの学級でも起こり得る。」という認識のもと、「人間性豊かな子どもを育てる」ために『大領小学校いじめ防止基本方針』を策定し取り組んでいます。
未然防止について最優先に取り組むとともに、いじめ事案に対して早期発見・早期解決を目指す本校の基本方針のポイントは、次の3点です。
〇 相手の気持ちを考えたり、助け合ったりすることができる人間関係を構築し、いじめを絶対に許さない雰囲気づくりに取り組む。
〇 いじめの未然防止・早期発見・早期対応のために教職員全体で連携を深め、いじめを見逃さない体制をとり、子どもの実態把握に常に気を配る。
〇 学校協議会・PTA・家庭・地域との連携に努め、学校の状況や指導方針等を発信し、迅速に対応する。
➡本年度2回目のいじめアンケート調査を実施します
もしもいやな思いをさせられたり、つらい思いをしたこと等があれば、勇気を出してアンケートに書いて先生に伝えてほしいと思います。各学級で実施します。
➡大領小学校では、3学期も「いじめについて考える日」を学校行事として位置付け、全校で取り組みます。