本校の多目的室で今年度の小中合同給食試食会を実施しました。
本日の献立は「豚肉といかの中華煮」「大学いも」「ミニフィッシュ」「コッペパン(添加物:ソフトマーガリン)」「牛乳」でした。小中合わせて、28名の皆様に参加していただきました。
試食の前に、栄養教諭の平野先生から、「学校給食について」という演題でお話しました。本校での調理の様子も写真で見ていただき、学校給食についての理解をさらに深めていただくことができたと思います。
豚肉といかの中華煮は「小学校時代を思い出す、なつかしい味でした。その頃よりさらにおいしくなっていると感じました。」、大学いもは「カチカチになっていなかったので、やわらかくて食べやすくて、とてもおいしかったです!」等の感想をいただきました。
ご参加の皆様、アンケート調査にもご協力いただき、本日はありがとうございました。
PTA保健厚生委員会の皆様、会場準備から皆様への給食配膳、後片付けまでお世話になりました。ありがとうございました。
➡学校給食のねらい
学校給食は、ただ昼食を提供し、食べればよいだけのものではありません。
学校給食は栄養のバランスのとれた食事であり、先生と児童・生徒が共に食べる中で心のふれあいの場を作り、好ましい人間関係の育成を図ります。
また、近年食生活が大きく変化して、生活習慣病の低年齢化など食に起因する新たな健康課題が見られます。子どもが生涯健康な生活を送るために、何をどれだけ食べればよいかという食に関する自己管理能力を育成するというねらいもあります。
学校給食は、健康教育の一環として児童の心身の発達をめざすものです。平成21年4月より学校給食法の一部が改正され、学校給食の目標が次のようになりました。
➡学校給食の目標
(1) 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
(2) 日常生活における食事について、正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
(3) 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
(4) 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
(5) 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
(6) 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
(7) 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
【以上、本日の資料から一部抜粋しました。】