本来、学びは一人で行い、
完結していくものです。
しかし、特に子どもの場合、
「一人で」というのが
結構ハードルが高く、
学びから逃げてしまう子どもも
少なくありません。

そんなときは、
「ペアで」学んでいくことが
キーポイントになります。

３年生の教室では
全員がペアで
国語の教科書
「すいせんのラッパ」を
真剣に読んでいました。

今日は丸ごとに交代する読みではなく、
二人で息を合わせて
同じタイミングで読む
「重ね読み」をしていました。

ゆっくり、じっくり読んでいくには
非常に有効な方法で、
子どもたちは「せーのーでっ」と
タイミングをとりながら
上手に読み合っていました。

みなさんは、初めて習う
「文字」って覚えていますか？
もちろんひらがなのどれかなんですが…。


本日、１年生の教室では、
人生初めての文字の練習を
していました。

初めての文字は
ひらがなの「つ」です。

子どもたちは、
初めての文字を
大事そうに、丁寧に
練習していました！

これは、２年生の教室です。
何か特別なことをしているのではなく、
本校では基本的に
このように向かい合って座ったり、
コの字になって座っています。

なぜなら
１　お互いの顔をみながら、
　　お互いが勉強頑張っているところをみながら
　　お互いが気持ちを交流させながら
　　学んでいくために、

　　全員が前に向いて座っているよりも
　　このように座ったほうが
　　気持ちを通わせ合いやすいから
　　なんです。

２　学び合いの授業では
　　子ども同士がつながることを
　　とても重視しておりまして、
　　向き合ってすわることで
　　こどもがつながりやすく
　　なるからなんです。

もちろん、ソーシャルディスタンスは
しっかりとるようにしておりますし、
給食の時は全員前を向いて座っております。

帰りの用意をしている様子です。
今日も一日がんばりました！

[佐藤]

本日の１時間目の様子です。
左の写真は１年生の教室です。
自分の名前を札に書いて、
お隣の人と自己紹介ゲームを
していました。
少し照れ臭そうにしていたのが
印象的でした。

右は５年生の算数の授業の様子です。
わからないところがあると
教師が指示するまでもなく、
隣り合った子ども同士で
「ここどうなってんの？」と
聞き合いが始まってました。

このように
学び合う教室では
お隣の人といっしょに
支え合って学び合う
ことがとても重要です。