【46期】できないことを探す方が難しいと知って 栗田佳典さんから学ぶ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は関西NGO協議会事務局長栗田佳典さんから学ぶ時間を持ちました。 栗田さんはNPOテラルネッサンスで地雷・小型武器・子ども兵などの課題解決に尽力されてきた方で、今回の講演もテラルネッサンスでの活動からお話をしていただきました。 現在、ウクライナへの侵略が行われたことで紛争が顕在化しましたが、 実は世界の各地で現在も紛争は起こっています。 栗田さんからはコンゴ民主共和国での経験から語っていただきました。 紛争に巻き込まれる子ども兵の存在や性暴力について、紛争の原因となるレアメタルが私たちの生活に関わっていることなど、写真を交えながらお話を聞きました。 最後には自分たちにできることを事例を交えながら語っていただき、46期のテーマでもある実際に行動する方法も考えるきっかけとなりました。 講演後には、各教室で質疑応答の時間を持ちました。 栗田さんにとって平和ってなんですか? 戦争や紛争が起こる国の共通点は何かありますか? 平和の反対って何だと思いますか? 子供などの市民を巻き込んでまで戦争をする理由は? 子ども兵となった子どもたちの親は彼らを探せなかったのか? 平和のために私たちにできることはなんですか?などなど。 どの質問についても真摯に答えてくださり、その答えに対話的に質問をする子の姿も見られました。 この質疑応答でも示唆に富む言葉をたくさん語ってくださり、子どもたちにとっても学びの深まる時間となりました。 この日までに平和について深く考えてきた46期ということもあり、 講演中のメモの量、質疑応答の質問の質の高さなど、これまでの学びの成果も見れる時間となりました。 今年度の学びは一旦ここで終わりますが、来年度も引き続き探究し、 修学旅行の地で平和に対する自分たちなりの答えを見つけてほしいと思っています。
|