目的意識を持つ!「目標を確実に達成するのが良いチームだ」と思われる方?果たしてそうでしょうか?ここで、ひとつの実験をしてみます。みなさんに質問です。「あなたが朝起きてから、今この瞬間までに、赤いものがいくつありましたか?」この質問にはほとんどの人が答えられないのではないでしょうか。しかし、もしも、明日のこの時間に同じ質問に回答しなければならないと事前に分かっていたとしたら、ほとんどの人が朝から赤いものを数えて過ごし、きちんと回答できるはずです。なぜ、同じように1日を過ごしているのに、みなさんは今日突然聞かれると赤いものの数を答えられず、事前に明日赤いものの数を聞かれると分かっていたら答えられるのでしょうか?同じ視力で世の中を見ているはずなのに、赤いものが目に入ってくるようになるのはなぜなのでしょうか? それは、「目的意識」の有無によるものです。この現象を心理学では「カラーバス効果」と言います。人はある目的を意識すると、その目的に関連する情報をそれまで以上に認識するようになります。それくらい私たちの活動は目的意識に左右されるのです。チームの活動は、チームとして掲げる目的や目標に支配されていると言っても過言ではありません。チームとして何を目標に設定するかによって、メンバーの思考や行動は大きく変わっていきます。その前提に立つと、「目標を確実に達成するのが良いチームだ」これは必ずしも間違っているわけではありませんが、それ以上に大切なことは、「目標を適切に設定するのが良いチームだ」ということなのです。「どうすれば目標を達成できるのか?」を考える前に、「どのような目標を設定するのか?」を定めることに、より力を注ぐべきなのです。 チーム長原にも目標があります。それは「子どもも大人もいきいきしている学校」です。一人一人が自分を好きになり、ありのままの自分でいられること、 自分も人も人大切にして、自分で考えて、行動でき、自分からチャレンジできること!そんな子どもたちとともに、成長する大人をめざします! ミッションの共有!チームが組織としてひとつになるために必要なこと、それは「ミッションを理解し、共有しているか」です。ミッションとは、その組織が目指すべき方向性、組織の存在意義のことです。ミッションが全員に浸透していなければ、クオリティの高いサービスは維持できません。 みなさんご存知のディズニーランドのミッションは「すべてのゲストにハピネスを提供する」ことです!そして、さまざまな機会を利用して、そのミッションについて考えることが習慣として根づいています。だからこそ、訪れる人々すべてが幸せな気持ちになり、「また来たい!」と思えるのです。 これを、長原小学校に置き換えると、長原小学校のミッションは「子どもも大人もいきいきしている学校をつくる」ことです!そして、このミッションを全ての教職員が 「自分も人も大切にして、自分で考えて、行動し、自分からチャレンジする」ことです。さらに、 「子どもから学ぶ大人」 「すべての子どもを全教職員で見守る大人」 「できないことは人の力を活用する大人」をめざすことです。 そうすれば、学校に通う子どもたちすべてが幸せな気持ちになり、「明日も学校が楽しみ!」と思えるのです。 ディズニーランドのようなウキウキ、ワクワクする学校をみんなでつくりましょう! すごーい!すごーい! 見事に雑巾たちが整列してます! こうしていると、次に使う人も気持ちよく掃除ができます! みんな!がんばってるね!えらい! よっこいしょ!子どもたちは一人一人の鉢に砂を上手に入れています。 プチトマトを育てます! 実のなった時が楽しみですね! 大きくなあれ! 基礎基本!本校では5時間目前の5分間を「ドリルタイム」と設定し、100マス計算にチャレンジしています。早くできた子どもは、右ページの漢字にチャレンジ! 継続した学びが子どもたちの基礎基本の学びを定着させていきます! がんばれ!みんな! |
|