授業力向上のために
7月8日(金)は校内の研究授業として、
音楽科、社会科、国語科、算数科チームの授業が行われました。 6日(水)の体育科チームの2年生の授業も含めて、 先生たちがお互いの授業を参観し合って意見を交流する研修を放課後に設けました。 大きなホワイトボードを真ん中に置き、意見を見える化しながら討議していました。 子どもも教職員も「協働」をテーマにしている今年度。 子どもたちにとってわかりやすい授業、興味深い授業をめざして チーム明治で取り組んでいます。 算数科(分校)校内の算数科チームの研究授業として行われた分校の授業の様子です。 「大阪府43市町村の人口から、 大阪府全体のおよその人口の求め方を考えよう」 をめあてに学習しました。 人口を概数にするにあたっては、 大阪府で一番人口の少ない千坂赤坂村の5079人から、 百の位を四捨五入して 千の位までの概数に表すことに決まりました。 その後、 それぞれで分担して各市町村の人口を概数で表し、 各分担でたし算しておき、 最後にそれぞれ計算したものを持ち寄って、 大阪府の人口としてさらにたし算することになりました。 計算機も使いながらのたし算でしたが、 中には計算機なしで求めたいという人もいました。 みんなで協力した結果、 大阪府の人口の概数は8838000人となりました。 普段は分校の教室で算数を行なっていますが、 今日は本校の先生にもたくさん参観してもらうために、 本校の家庭科室で授業を行いました。 いつもとは違う場所での授業でしたが、 みんな最後まで集中して学習していました。 国語科(2年生)校内の国語科チームの研究授業として行われた2年生の授業の様子です。 「絵かき文を聞いて、絵をかいてみよう!」 をめあてに学習しました。 「〇」「△」「□」「━」の4種類を使って、 言葉だけを聞いて絵をかきます。 その形や線をかく「場所」や「向き」などをしっかりと聞かないと、 同じ絵にはなりません。 授業の後半では、 同じ1つの絵について、 聞いた人がばらばらの絵をかいてしまう説明の仕方と、 多くの人が同じ絵をかくことができる説明の仕方について、 どこがちがうのかをペアで話し合って見つけていく活動を通して、 みんなが同じ絵をかくことができる絵かき文に必要なことを学びました。 次回の国語科の授業では、 今日の学びを活かして 自分たちで絵かき文を考える学習を行います。 社会科(なかよし学級)校内の社会科チームの研究授業として行われたなかよし学級の授業の様子です。 「おかいもの名人、おみせやさん名人になろう」 をめあてに、 パン屋さんのお客と店員さんに役割を交代しながら学習を進めました。 お客さんは、 買いたいパンを選びトレイに乗せて店員さんに渡します。 店員さんは、 お客さんが選んだパンの値段を調べて 合計金額を計算したり、 パンを袋に入れたりします。 お客さんは、 必要なお金を払ってパンを受け取ります。 店員さんは、 もらったおかねを数えます。 「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」の挨拶も大切です。 みんな、 おかいもの名人、 おみせやさん名人になることができていました。 音楽科(4年生)校内の音楽科チームの研究授業として行われた4年生の授業の様子です。 「くり返し、よびかけとこたえなどを使って、 グループで協力してリズムアンサンブルを作ろう」 をめあてに学習しました。 上下の二つのパートに分かれた8小節の楽譜の中に、 「おまつり」の言葉を使った4種類のフレーズを グループで話し合って配置する場所を決めていきました。 二つのパートで、 間をつくるところ、 ずらすところ、 同時に言うところなど、 それぞれのグループの色に合わせたリズムアンサンブルが完成していきました。 本授業には、 西区内の小学校から2名の音楽科主任の先生が参観に来られました。 |