逆風に感謝!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 カミさんとの価値観の違いに悩んでいた僕ですが、心理学博士の小林正観さんの講演に行ったときに、カミさんとの関係が激変したんです。正観さんはこんな話をされました。 「人間は、けなされてばかりだと枯れてしまいますが、ほめられてばかりいても天狗になってしまいます。理想的なのは50%−50%のとき、そして実は、どんな人でも、自分への賞賛が50%、逆風が50%になっている」と。 でも、僕はその頃、仕事が絶好調で、逆風が50%もあるとはとても思えなかったんです。すると、正観さんはこう続けました。 「この話をすると、「それは間違っています」と必ず言う人がいます。そういう人は、逃げられないところに痛烈にあなたを批判してくれる人がいるはずです。例えば、奥さまとか」 この瞬間、天地がひっくりかえりました。50%-50% これは人数のことじゃなくて、総量なんだそう。たとえばほめてくれる人が10人いて、「批判者」が1人とすると、この、たった1人がものすごい逆風を吹かしてくれているんだとか。そして、その1人は自分が避けて通れない場所に存在していると。 そう、家庭とか職場です。 僕の仕事が順調なのは、カミさんが強力に逆風を吹かせてくれていたおかげだったのか・・・。カミさんは僕が成長するように、たった1人で「逆風担当」として孤軍奮闘してくれていたのか・・・そう思ったら、「妻よ、いつも僕をけなしてくれてありがとう」。思わず彼女を抱きしめそうになったほどです。 たったひとつのものの見方を知るだけで、一瞬で感謝に変わってしまったのです。これが僕が、ものの見方を探求するようになったきっかけです。 逆風も振り返れば(自分の見方次第で)追い風になるんだ。 同じ場面や瞬間を目の前にしても、その見方や考え方ひとつでプラスにもマイナスにもなり得る。自分の身近に厳しく見てくれる人がいることはありがたいこと!そう思うと、やはり人は1人では生きていけない。いろんな人に支えられていることを忘れてはならない。我妻に感謝! 傾聴とは・・・「優れたリーダーはなぜ傾聴力を磨くのか?(林健太郎著 三笠書房)より、 面談の成功ステップとは、 ?面談をした部下から「どうしたんですか?」と言われる。 ?こちらからの働きかけに対して、部下から、なんらかの反応が得られる。 ?座ったら自動的に部下が話し出す。 ?部下が話したいことを用意してきてくれる。 ?部下が会話をリードするようになる。 このステップまでくれば、部下が自力で会話を進めることができるため、あなたは「静かな時間を提供する(傾聴の一丁目一番地)」ことに専念できるようになります。 そんな部下ばかりになれば、上司が引っ張らなくても部下たちが自分で考えた自走できる理想の組織が実現します。 この一節! 「部下」を「教職員」 「上司」を「管理職」 または、 「部下」を「子ども」 「上司」を「親や先生」 に置き換えて読み直してください! 見えてきましたか? 「自分で考えて行動する学校や子どもの姿」が・・・ 目標はただ一つ!「子どもも大人もいきいきしている学校」です。そのための手段は一人一人違います!違っていいんです!どんどん自分から動いて、失敗したらやり直せばいい!「自分がつくる自分の学校」をつくりましょう! 新しい仲間!夏休み中も教職員は出勤しています!ところが本日に限り、秋に実施予定の「全校遠足の下見」にみんなが出払い、閑散とした職員室でした!暑さ厳しい中を子どもたちの安全安心のために奮闘する教職員チームです! 私は1人留守番かと思いきや、1人でなかったんです!実は本日から、職員室前の廊下に、新しい仲間がお見えしめした!それがこのカニさん!管理作業員さんがゲットしてきてくれました!恥ずかしがり屋の彼はじっと石影に身を潜めていますが、じっと見つめていると、時々優しい笑みで反応してくれます?(ほんまか?そう思ったらそう!【SOSの法則】) 暑さが尋常ではありません!みなさん!水分をこまめにとって、外出は控えて、自分の命は自分が守りましょうね! 自分で考える!「優れたリーダーはなぜ傾聴力を磨くのか?(林健太郎著 三笠書房)より、 私は、日本に「指示待ち社員」が多いのは日本の学校教育も原因のひとつなのではないかと思っています。 日本ではテストでもなんでも、正解が決まっていて、それを導き出さないと不正解というスタンスです。理科なら「次のうち積乱雲はどれか?」みたいな設問が出題される。これが欧米だと、「この雲を見て洞察されることは何ですか?」「その洞察から、質問を一つ考えなさい」というような問題が出る。つまり、自分で考えることが重視される。 この「自分で考えさせること」が、部下の話を聞くときのポイントなのです。 先日、全国学力テストの結果が公表されました。大阪の結果の中で、最も顕著なものに理科の結果がありました。コロナ禍で実験実習ができなかったことが理由の一つとして考えられていますが、本著にある「自分で考える力」を育てきれていない現実もあるのではないかと思いました。 「自分で考えて行動する力」はテストの点数には直接反映されないかもしれない「目に見えない力」ですが、生きていく上での、特にこれからの時代には必須の力です!子どもも大人もこの力を高めましょう! 生きたいように生きよう!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 ある田舎町。旅行者が地元の漁師と話をしている。 旅行者「もっと漁をしたら、もっと魚が撮れるのに」 漁師「これで十分だよ」 旅行者「それじゃ、もったいない。あまった時間は何してるの?」 漁師「ゆっくり寝てから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで女房と一緒に昼寝して、夜になったら友だちと一杯やって歌をうたう」 旅行者「君はもっと漁をすべきだよ。それでお金がたまったら、大きな漁船を買って工場を作り、魚を世界中に輸出するんだ」 漁師「そうなるまでにどれくらいかかる」 旅行者「25年もあればいく」 漁師「それから?」 旅行者「今度は株を売却して億万長者になる。そうなれば、もう働く必要はない。引退して海の近くの村に住んで、日が高くなるまで寝て、日中は釣りをしたり、奥さんと一緒に昼寝して、夜になったら友だちと一杯やって歌って過ごすんだ。なあ、素晴らしいだろう?」 漁師「いや、俺、今、そういう生活してるから」 そんな笑い話があるわけです。 さて、さて、僕らは何のために勉強するんでしょうか?何のために人と競い、いい学校、いい会社を目指すのでしょう?何のために夢を持ち、何のためにお金を稼ぐのか? 本当の目的は、今日を楽しく生きるためですよね? 今日を楽しく充実させるための手段のひとつが、夢です。夢も学校もお金も全部手段なんです。目的ではなく、手段なんだから夢がなくてもいいし、あってもいいし、コロコロ変わってもいいんです。事実、夢がなくても、子どもは今日も楽しく生きていますから。 今日を幸せに生き切ること。 それが本当の目的です。 何のために成功しなければならないのか?何が成功で、成功でないのか?すべては人の幸せのため。じゃあ幸せとは?それは人によって違います。本人が幸せかどうか?それは本人が決めること!子どもも大人も自分が生きたいように生きることができれば、みんなが幸せになるんでしょうね! |