傾聴とは・・・「優れたリーダーはなぜ傾聴力を磨くのか?(林健太郎著 三笠書房)より、 面談の成功ステップとは、 ?面談をした部下から「どうしたんですか?」と言われる。 ?こちらからの働きかけに対して、部下から、なんらかの反応が得られる。 ?座ったら自動的に部下が話し出す。 ?部下が話したいことを用意してきてくれる。 ?部下が会話をリードするようになる。 このステップまでくれば、部下が自力で会話を進めることができるため、あなたは「静かな時間を提供する(傾聴の一丁目一番地)」ことに専念できるようになります。 そんな部下ばかりになれば、上司が引っ張らなくても部下たちが自分で考えた自走できる理想の組織が実現します。 この一節! 「部下」を「教職員」 「上司」を「管理職」 または、 「部下」を「子ども」 「上司」を「親や先生」 に置き換えて読み直してください! 見えてきましたか? 「自分で考えて行動する学校や子どもの姿」が・・・ 目標はただ一つ!「子どもも大人もいきいきしている学校」です。そのための手段は一人一人違います!違っていいんです!どんどん自分から動いて、失敗したらやり直せばいい!「自分がつくる自分の学校」をつくりましょう! 新しい仲間!夏休み中も教職員は出勤しています!ところが本日に限り、秋に実施予定の「全校遠足の下見」にみんなが出払い、閑散とした職員室でした!暑さ厳しい中を子どもたちの安全安心のために奮闘する教職員チームです! 私は1人留守番かと思いきや、1人でなかったんです!実は本日から、職員室前の廊下に、新しい仲間がお見えしめした!それがこのカニさん!管理作業員さんがゲットしてきてくれました!恥ずかしがり屋の彼はじっと石影に身を潜めていますが、じっと見つめていると、時々優しい笑みで反応してくれます?(ほんまか?そう思ったらそう!【SOSの法則】) 暑さが尋常ではありません!みなさん!水分をこまめにとって、外出は控えて、自分の命は自分が守りましょうね! 自分で考える!「優れたリーダーはなぜ傾聴力を磨くのか?(林健太郎著 三笠書房)より、 私は、日本に「指示待ち社員」が多いのは日本の学校教育も原因のひとつなのではないかと思っています。 日本ではテストでもなんでも、正解が決まっていて、それを導き出さないと不正解というスタンスです。理科なら「次のうち積乱雲はどれか?」みたいな設問が出題される。これが欧米だと、「この雲を見て洞察されることは何ですか?」「その洞察から、質問を一つ考えなさい」というような問題が出る。つまり、自分で考えることが重視される。 この「自分で考えさせること」が、部下の話を聞くときのポイントなのです。 先日、全国学力テストの結果が公表されました。大阪の結果の中で、最も顕著なものに理科の結果がありました。コロナ禍で実験実習ができなかったことが理由の一つとして考えられていますが、本著にある「自分で考える力」を育てきれていない現実もあるのではないかと思いました。 「自分で考えて行動する力」はテストの点数には直接反映されないかもしれない「目に見えない力」ですが、生きていく上での、特にこれからの時代には必須の力です!子どもも大人もこの力を高めましょう! 生きたいように生きよう!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 ある田舎町。旅行者が地元の漁師と話をしている。 旅行者「もっと漁をしたら、もっと魚が撮れるのに」 漁師「これで十分だよ」 旅行者「それじゃ、もったいない。あまった時間は何してるの?」 漁師「ゆっくり寝てから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで女房と一緒に昼寝して、夜になったら友だちと一杯やって歌をうたう」 旅行者「君はもっと漁をすべきだよ。それでお金がたまったら、大きな漁船を買って工場を作り、魚を世界中に輸出するんだ」 漁師「そうなるまでにどれくらいかかる」 旅行者「25年もあればいく」 漁師「それから?」 旅行者「今度は株を売却して億万長者になる。そうなれば、もう働く必要はない。引退して海の近くの村に住んで、日が高くなるまで寝て、日中は釣りをしたり、奥さんと一緒に昼寝して、夜になったら友だちと一杯やって歌って過ごすんだ。なあ、素晴らしいだろう?」 漁師「いや、俺、今、そういう生活してるから」 そんな笑い話があるわけです。 さて、さて、僕らは何のために勉強するんでしょうか?何のために人と競い、いい学校、いい会社を目指すのでしょう?何のために夢を持ち、何のためにお金を稼ぐのか? 本当の目的は、今日を楽しく生きるためですよね? 今日を楽しく充実させるための手段のひとつが、夢です。夢も学校もお金も全部手段なんです。目的ではなく、手段なんだから夢がなくてもいいし、あってもいいし、コロコロ変わってもいいんです。事実、夢がなくても、子どもは今日も楽しく生きていますから。 今日を幸せに生き切ること。 それが本当の目的です。 何のために成功しなければならないのか?何が成功で、成功でないのか?すべては人の幸せのため。じゃあ幸せとは?それは人によって違います。本人が幸せかどうか?それは本人が決めること!子どもも大人も自分が生きたいように生きることができれば、みんなが幸せになるんでしょうね! どうしたい?どうする?「若手が育つ 指示ゼロ 学校づくり(住田昌治著 明治図書)より、 「会社に入ってからは、自分で考えてやれ!と上司に言われます。自分で考えてやるってどういうこと?今さら自分で考えてやれって言われても困ります。だって、これまで学校では、『言われた通りにやったらうまくいく。この通りにやればいい。余計なことはしなくていい。』と、先生が言った通りにやるように言われてきました。それを今になって自分で考えてやれと言われても、どうしていいかわかりません。だから、今の子どもたちには、自分で考えてやれるようにしてほしいのです。」 これは、30歳代の青年の話です。 教師としてこれまでどんな大人の姿を子どもたちの前で見せてきたのか?「あれしろ!これしろ!これはあかん!したらあかん!」等、指示や命令ばかりを浴びせてきたのではないか?と自問自答します。これでは自立した子どもは育ちません! これからは、指示や命令をやめて、「問い」と「ヒント」を出しませんか?そして、その問いも、「なんで?どうして?」ではなく、「どうしたらいい?どうすれば?」と変えて問いませんか?そうすれば、子どもは(大人も)ますます主体的に行動するようになります! 「自分で考えて行動できる力」を子ども大人も高めていきましょう! |
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