幸せな国!!「チェンジの法則(麻生 泰 著 扶桑社)」より、 国連が調査を始め、2018年で7年目になる「世界幸福度ランキング」では、日本は54位と、先進国の中で相変わらずダントツに低い順位を推移しています。 多くの日本人が、「自分は不幸せだ」と思っているのです。現に、日本は世界で13番目に自殺者の多い国で、しかも事故死よりも自殺が多い国は世界でただ一つ、日本だけという悲しいデータもあります。 多くの日本人が幸せを感じていないことは、引きこもりの問題を見ても明らかです。日本には15歳から39歳の引きこもりが54万人、40歳から64歳の引きこもりが61万人もいると推計されています。 裏を返すと、それだけ多くの人が引きこもれるほど日本は豊かなのです。食べものに困っていた戦後の時代には、引きこもりたくとも環境がそれを許しませんでした。 僕たちは情報の自由も保障されています。中国に行くと、空港に到着したとたん、フェイスブックもツイッターも表示されなくなります。「天安門事件」以降、情報を入手することも、発言することにも制限がかけられているのです。 一方、僕たち日本人は、政治に不平不満を言う自由も持っています。体制を批判しても銃で撃たれることはありません。日本は自由な国です。しかし、僕たちが「当たり前」と思っていることは、海外では決して当たり前ではないのです。 ミリオンセラーになった「世界がもし100人の村だったら」という本を読むと、いかに日本という国が恵まれているかがよくわかります。「世界の48%の人は1日2ドル未満で生活している」「15%の人は栄養失調である」僕は、「日本に生まれただけで120%幸せ」ではないかと思うのです。 確かに日本は平和で幸せな国ですね。なのになぜ自分から命をたつ人がいるのでしょうか。悲しい現実です。私たち大人は子どもたちに夢と希望を与えられる存在でなくてはなりません。まずは、私たち大人が、この恵まれた環境の中で不満顔をせず、両手の中にある小さな幸せに気づき、大切にしたいですね! 学び続ける大人!「誰と出会うかで人生は大きく変わる」(永松茂久 の3分メッセージ)より、 この言葉の意味は深い。 自分に刺激をあたえてくれる同世代、自分の知らない世界を教えてくれる人生の先輩との出会いは、あなたの人生を大きく変えてくれる。 しかし、逆もある。 例えば意味不明な異業種交流会。 誰かと繋がって自分のビジネスを発展させようなんて甘い考えの連中がごちゃごちゃ集まって交流したところで、そんな出会いは自分の足を引っ張ることはあっても、自分を成長させてくれることはほとんどない。 そもそも本当に自力で頑張っている人は、そんな寄せ集めの異業種会に顔を出すことはめったにない。 異業種交流会が大繁盛の現代。 しっかりと見極めて、自分を本当に成長させてくれるものにフォーカスを当てるべきだ。 でなければ本をしっかりと読み込んだ方が、経済的にも時間的にもよっぽど有効なものになる。 あなたに依存してくる人との出会いは、あなたをマイナス方向に導くことがあることもしっかりと覚えておくべきだ。 私たち教職員には異業種との交流会なるものはほぼない。多様化した子どもたちとの学びには、教職員の以外の経験も大いに必要な時がある。少し引用文の意図とはずれるが、子どもの未来をつくる学校には様々な体験をした大人の存在がいる。 「あんな大人になりたいなあ」 「こんな生き方したいなあ」 と、子どもたちがあこがれる大人との出会いがどんどん広がるような環境が学校には必要である。だからこそ、意味ある人とのつながりを広げ、本の世界や体験の機会等から、大人は学び続けないといけない! 楽のツケを払うのは自分!「一度逃げる道を覚えると(永松茂久 の3分メッセージ)より、 「嫌なら逃げればいい」「苦労したって無駄」 最近、どこか読者を甘やかすことで部数を稼ごうとしている自己啓発書や、「楽して成功」という甘い文句をひっさげたセミナー告知が増えている。 このスタイルにお金をつぎ込んだ人はたくさん見たことはあるが、このスタイル通りに実行して成功した人をあまり見たことはない。 「成長には多少のリスクや痛みを伴うことは当然」という言葉は過去の産物になりつつある。 しかし、どれだけ敬遠されようが、この言葉はやはり真理だ。 いつも楽な方を選んで自分を甘やかせば、あとで甘やかされた自分に苦労するのも他ならぬ自分だ。 無理して自分をいじめたり、すすんで苦労することはないが、楽のツケを払うのは自分自身だとしっかりと覚えておいて損はない。 確かにその通りと納得する。 「自分には合わない!」 「自分にはできない!」と自分を責める人!そして、さらに酷い人は、 「相手が悪い!」 「相手がしないから!」と、人のせいにして自分を守る人! もしそれが教職員なら、子どもが不幸にさらされる。そうならないためにも、私たち教職員は、目の前の子どもから謙虚に学ぶ姿勢が必要である。さらに、その姿が1人の人としての生きざまにつながる。 すべては自分が決めること! 自分の頭で考える!「人に迷惑をかけるな!と言ってはいけない(坪田信貴著 SB新書)より、 国民性を比較するときによく出てくる「沈没船ジョーク」をご存じでしょうか?世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっており、脱出ボートの数が足りないので、船長が各国の人に何と言って海に飛び込ませるか、というものです。 アメリカ人に対しては、 「飛び込めばヒーローになれますよ」 イタリア人に対しては、 「海で美女が泳いでますよ」 フランス人に対しては、 「決して海に飛び込まないでください」 ドイツ人に対しては、 「規則ですので海に飛び込んでください」 では、日本人は? そうです! 「みんな海に飛び込んでいますよ」 と言えばいいのですね。(中略) 集団行動や規律を大切にすること自体は、悪いことではありません。ただ、「みんながやっている」ことが正しくて、常にそれに従わなければならないというのはどう考えてもおかしいですよね。「みんなやっている」という声かけを繰り返していると、自分で判断したり選択したりすることよりも、周りに合わせることを良しとする価値観が植えつけられてしまいます。それなら、「今はこれこれをする時間だよ」とシンプルに伝えたほうがよほどいいでしょう。 よく聞くこのジョーク!なるほどとうなずいてしまいます。「同調圧力」という言葉に置き換えてもいいですね。みんながやっていると変な安心感がありますからね。しかし、それを一歩間違えると、命に関わることもあります。(3.11がそう!)やはり大事なことは、「自分はどうしたいのかを自分の頭で考えること」ではないでしょうか?子ども大人も自ら考える力を高めましょう! 子どもと一緒に学ぼう!「人に迷惑をかけるな!と言ってはいけない(坪田信貴著 SB新書)より、 時代が変化していく中で、教育のやり方を変える必要があるとすれば、それは「ティーチングからコーチングへ」ということだと思っています。 ティーチングとはいわゆる「教える」ことですね。知識や経験の豊富な人が、教えることを通じ、知識の習得と成長を促します。これまでの「教育」と言えば、こちらのイメージでした。 一方、コーチングとは、対話を通じて本人に気づきを与え、選ばせ、目標にたどり着くための支援をすることです。(中略) 親も「ティーチングからコーチングへ」の意識でいるのがいいと思います。なんでもかんでも教えるなんてそもそも無理。諦めてしまいましょう。できる限りサポートするから一緒に考えよう、という姿勢が一番です。 子どもと一緒に考えよう。一緒に学んで成長していこう。そう考えるとワクワクしてきませんか? こどもはもちろん、親も、すべての人に可能性はひらかれています。未来はどうなるかわからないからこそ、ワクワクする可能性に向かっていく気持ちが大事なのです。 このことはかなり前から言われていること。なぜか?それは子どもも大人も「自分で考えて行動する」ためです。自分の可能性を信じて、人に流されず、自分がどうしたいのかを追求すること!それが未来の自分をつくります! |
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