人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(10.17 かつおのマリネ焼き)

 今日の献立は「黒糖パン、かつおのマリネ焼き〔ノンエッグドレッシング〕、ウインナーとじゃがいものスープ、きゅうりのサラダ、牛乳」でした。

 かつおは日本の太平洋側を回遊し、北上する春に獲れる「初がつお」と南下する秋の「戻りがつお」が知られています。「初がつお」は味が淡白ですが、「戻りがつお」は脂が多く、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含んでいます。また、身の赤い魚には、鉄も多く含まれています。私たちの食生活で不足しがちなカルシウムや鉄の補給ができますので、旬の時期においしくいただきましょう。今日は、塩、こしょう、ノンエッグドレッシングで下味をつけて焼きました。(2枚目の写真)
 かつおは様々な料理法で食べることができますが、皆さんが最も食べる機会が多いのはツナ缶かも知れません。ツナ缶の材料はまぐろと思われがちですが、かつおも使われています。そして、かつおぶしとして食べることも多いでしょう。かつおぶしに加工することでたんぱく質がアミノ酸に分解され、うま味成分のイノシン酸が増加し、よいだしが取れます。
 一つの食材からいろいろな加工食品が作られていることにも興味をもち、調べてみるとおもしろいですよ。
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文化祭のご案内

10月17日配付予定の「文化祭のご案内」をアップしました。ご確認ください。

今日の給食(10.14 みかん)

 今日の献立は「ポークカレーライス(米粉)、サワーキャベツ、みかん、牛乳」でした。
 今日のデザートは今シーズン初登場のみかんです。みかんとは皮をむきやすい小型のミカン科柑橘類のことを呼んでいます。正式には「温州(うんしゅう)みかん」と言います。
 遣唐使が中国のみかん産地「温州」から持ち帰ったという説もあったようですが、近年の遺伝子研究で、鹿児島県が発祥という説が有力になっているようです。
 みかんは温暖な地域で栽培される果物で、令和3年度の農林水産省のデータによると、収穫量1位が和歌山県、2位が愛媛県、3位が静岡県、4位が熊本県、5位が長崎県と、この5県で全国生産量の7割を占めています。今日の給食では、熊本県玉名市で収穫されたものをいただきました。
 みかんは冬が旬の果物です。皮に緑の部分が多い9〜11月にとれるものを「極早生みかん」や「早生みかん」として、爽やかな酸味を味わいます。給食では12月まで温州みかんを使い、2月以降はいよかんやデコポンなどにかえて、柑橘類を楽しんでいく予定です。
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今日の給食(10.13 タンタンめん)

 今日の献立は「黒糖パン、タンタンめん、きゅうりの甘酢づけ、ミニフィッシュ、発酵乳、牛乳」でした。
 タンタンめんを漢字で表すと「担々麵」で、担はかつぐという意味です。元々は材料を前後につるした天秤棒を担いで売り歩いたことから、この名前となっています。汁が多いとこぼれてしまうので本来は「汁なし」であって、スープたっぷりの担々麵は、日本に伝わってからアレンジされたと考えられています。
 肉みその味付けに使っているテンメンジャン(甜麺醤)は、甘い(甜)、小麦粉から作られる(麵)、みそ(醬)という意味の中国料理の甘みそです。伝統的には長い期間をかけて作るそうですが、給食で使っているテンメンジャンは、みそと砂糖、油などを合わせて作られています。
 テンメンジャンを使う代表的な中国料理には、回鍋肉、麻婆豆腐、北京ダックなどがあります。
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今日の給食(10.12 ふきよせ煮)

 今日の献立は「ごはん、豚肉のねぎじょうゆ焼き、ふきよせ煮、きゅうりともやしの甘酢あえ、牛乳」でした。

 日本には伝統的な食文化があります。長い歴史の中で日本の風土に培われ育まれた「和食文化」は、2013年、ユネスコの無形文化遺産として登録されました。
 今日の「ふきよせ煮」は「風に吹き寄せられた落ち葉を思わせるように、秋の味覚を盛り合わせた料理」で、まさに「自然の美しさや季節の移ろいの表現」という和食文化のねらいそのものです。
 給食で秋を表現するのは難しいのですが、さといもやれんこん、しめじなどを使うことで、秋の風情を感じてもらえるとうれしいです。
 生活様式の洋風化に伴い、ハンバーグやグラタンなどの洋風料理が好まれ、食材の季節感もなくなってきたとよく言われます。四季折々の日本の伝統的な食文化を国の遺産として大切に守っていくことも意識していけるといいですね。
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