R4 PTA新聞 鷹合ひろば 第4号
「第9回 10/30 ふとん太鼓〜子ども編〜」
秋晴れが心地よい日曜日の午後。 涼しい風が吹く鷹合の街に、元気な声と太鼓の音が3年ぶりに響き渡りました。 「ふとん太鼓」。 豊作と満月を祝うお祭りで、江戸時代に氏子が貴重品だった布団を運んでいた事が由来だそうです。今年は、幼児も含めて約60人が鷹合公園に集合。お揃いの法被とねじり鉢巻きで準備は万端! 御神体に続いて登場した、高さ3m以上あるふとん太鼓は迫力満点。大人の指示に合わせて、スピードを調整しながら綱を曳きます。 鐘の音はカンカンコン。太鼓はトントトトン、力強く鳴らしました。 交番前や近鉄線沿いを練り歩くこと1時間。低学年に途中終了の呼びかけがあったもののなんと全員が続行を決心!! 泣いてしまう子もいましたが、笑いながら、励まし合いながら、時折見せる真剣な表情に、大きな成長を感じました。 (親の手を離れてゆく ほんの少しの寂しさも… ) 最後まで歩き切った鷹合っ子の勇姿に拍手が送られ、お菓子やジュースが配られました。ご褒美を受け取る手は、少し赤くなっていたけれど、 きっといつもより美味しいはず! 4年生男子「しんどかったけど、ドキドキわくわくした」 5年生女子2人組「太鼓を一緒に叩いて、友達とリズムが合うと気持ちよかった」 家路を歩く子ども達を見守るふとん太鼓。 また来年も、ここで会える事を願いながら。 R4 PTA新聞 鷹合ひろば 第4号 その2
「第9回 10/30 ふとん太鼓〜大人編〜」
楽しそうにふとん太鼓を曳く子ども達の裏には、サポートする地域のみなさんや先生の姿がありました。 集合時間の3時間前。 新しい赤い布を張り替えながら、怪我や事故がないようにと願っていたのです。 練り歩きが始まると、実は子ども以上に真剣な大人たち。 車や自転車が通るたび、声をかけあったり、すれ違う人や運転手に頭を下げたり。太鼓の交替の段取りは、歩きながら確認です。 「頑張って」「上手にできてるよ」、疲れた子も励まします。 特に大変なのが『やりまわし』。台座の下に入れた梃子を操りながら、旋回のたびに調整します。 「持ち上げる時は力をぐっと入れるが、下げる時はゆっくりしないと、ふとん太鼓が揺れて、子どもが落ちるから神経を使う」と担当者。 さらに、細い道では電柱や自転車に当たらないよう、他のメンバーと息を合わせながら進みました。 終了後、「楽しかった人〜?」の問いかけに、元気よく手を挙げてくれると、大人も笑顔になりました。 八木沢会長「感動して泣いているおばあちゃんもいた。頑張る姿が地域の人に喜んでもらえて良かったです」 早速お菓子を食べる子ども達の後ろで、 ふとん太鼓を片付ける地域の皆さん。お疲れさまでした。 今日の給食 10月31日(月)スープ あっさりキャベツ コッペパン ソフトマーガリン 牛乳 今日の給食は、まぐろのオーロラ煮から変わって、たらのフライです。あっさりした白身魚のタラをカリッとフライにしてあり、美味しかったです!! ごちそうさまでした。 児童朝会今日の児童朝会では、最初に表彰がありました。 夏休みの課題の図画工作の作品募集に応募し、入賞した子どもたちです。おめでとうございます!!みんなから大きな拍手が送られました。 教頭先生からは、昨日の地域のお祭りのふとん太鼓のお話がありました。地域の人を元気づけてくれるお祭りがある鷹合地域、誇りに思い、この文化を引き継いでいこうというお話でした。 最後に、生活指導の堀尾先生からは、落書きについてのお話がありました。公共の施設への落書きは、いたずらで済まないこと、悪意ある悪口は人の心を傷つけること、しっかりと考えてはほしいというお話でした。 みんな、静かに聞くことができました。 ふとん太鼓60名ほどの子どもたちが参加しました。そろいのはっぴにはちまき姿、とってもかっこいいですね。青空に青いはっぴと赤いふとん太鼓、映えますね(^^♪ 太鼓や鐘の音と共にふとん太鼓がまわると、地域の方が笑顔で迎えてくださっていました。実りの秋を祝う、地域のおまつりっていいですね!! |