生きたいように生きよう!「できないもん勝ちの法則(ひすいこたろう著 扶桑社)より、 ある田舎町。旅行者が地元の漁師と話をしている。 旅行者「もっと漁をしたら、もっと魚が撮れるのに」 漁師「これで十分だよ」 旅行者「それじゃ、もったいない。あまった時間は何してるの?」 漁師「ゆっくり寝てから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで女房と一緒に昼寝して、夜になったら友だちと一杯やって歌をうたう」 旅行者「君はもっと漁をすべきだよ。それでお金がたまったら、大きな漁船を買って工場を作り、魚を世界中に輸出するんだ」 漁師「そうなるまでにどれくらいかかる」 旅行者「25年もあればいく」 漁師「それから?」 旅行者「今度は株を売却して億万長者になる。そうなれば、もう働く必要はない。引退して海の近くの村に住んで、日が高くなるまで寝て、日中は釣りをしたり、奥さんと一緒に昼寝して、夜になったら友だちと一杯やって歌って過ごすんだ。なあ、素晴らしいだろう?」 漁師「いや、俺、今、そういう生活してるから」 そんな笑い話があるわけです。 さて、さて、僕らは何のために勉強するんでしょうか?何のために人と競い、いい学校、いい会社を目指すのでしょう?何のために夢を持ち、何のためにお金を稼ぐのか? 本当の目的は、今日を楽しく生きるためですよね? 今日を楽しく充実させるための手段のひとつが、夢です。夢も学校もお金も全部手段なんです。目的ではなく、手段なんだから夢がなくてもいいし、あってもいいし、コロコロ変わってもいいんです。事実、夢がなくても、子どもは今日も楽しく生きていますから。 今日を幸せに生き切ること。 それが本当の目的です。 何のために成功しなければならないのか?何が成功で、成功でないのか?すべては人の幸せのため。じゃあ幸せとは?それは人によって違います。本人が幸せかどうか?それは本人が決めること!子どもも大人も自分が生きたいように生きることができれば、みんなが幸せになるんでしょうね! |
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