PTA人権教育講座(3月2日)
「少年犯罪を考える 〜息子を奪われた母の思い〜 」
PTA人権・成人教育委員会による教育講座が開かれました。 講師の先生は、 少年犯罪被害当事者の会の代表の武るり子先生です。 武先生は、 ご長男が高校生の時に、 少年たちによる一方的な暴力によってその命を奪われてしまいました。 少年犯罪被害当事者会では、 このような被害を受けた当事者の親たち、家族たちの思いを伝える活動や、 少年法の見直しなどを求める活動を行っているとのことです。 実際に被害に遭われた子供はもちろんですが、 その子供を大切に思うご家族もまた「被害当事者」なのだということが、 武先生の一言一言から伝わってきました。 被害に遭われた当時の感情も、 時間が経つに伴って現れた負の感情も、 そして、様々な助けによって得られた今の感情も、 そのどれもが 聴く私たちにとって心につきささるようでした。 「いろいろな人と知り合うこと」 「助けを求めること」 「がんばりは無駄ではないこと」 「思ったことは、思った時に伝えること」 改めて自分たちの日常をふり返る講座になったように思います。 ありがとうございました。 |
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