今日の給食(1.27 コンクール献立)
今日の献立は「ごはん、鶏肉の土手焼き風、はりはり汁、れんこんのフライ大阪ソース味、牛乳」でした。この献立は、昨年度の学校給食献立コンクールの受賞作品です。ねらいは「大阪の郷土食をみんなで持ち寄り、一つの献立にまとめ、給食で実施できるようアレンジした」ということです。
*「鶏肉の土手焼き風」は牛すじ肉を甘辛く煮込んだ料理「土手焼き」をアレンジしました。給食では鶏肉を使い、とろみが出るまでじっくりと煮込みました。こってり、まったりととてもおいしく仕上がっていました。 *「はりはり汁」は鯨肉と水菜を使った鍋料理「はりはり鍋」のアレンジです。給食では牛肉と大阪産の水菜を使い、はりはり汁としました。 *「れんこんのフライ大阪ソース味」は串カツのイメージです。手作りのソースをかけることで、より大阪らしさが表現できていました。 食後には「どのおかずもめっちゃおいしかったです!」と大きな声で感想を聞かせてくれました。私たちの地元、大阪の食文化もしっかりと味わい、次の世代に伝えていきたいですね。 今日の給食(1.26 カリフラワーのピクルス)
今日の献立は「コッペパン、バター、豚肉と野菜のケチャップ煮、カリフラワーのピクルス、フルーツゼリー、牛乳」でした。
カリフラワーは地中海沿岸の中東が原産で、2000年も前から栽培されている歴史の古い野菜だそうです。日本には明治初期に伝わり、一般家庭でも食べられるようになったのは1960年代に入ってからです。 私たちが食べている部分は「花蕾(からい)」という、つぼみの集まりです。この花蕾を大きな葉で包み込んで育てるため、日光が当たらず白色になります。近年はブロッコリーに人気が集まり、生産量が激減している野菜です。 免疫力を高め病気を防いだり、ストレスから身を守ったりするビタミンCが豊富です。 今日は、熊本県から約100kg届けられました。前回、カリフラワーのピクルスが献立に出た時より、今日は2%程度、残食が減っていました。素晴らしい! 今日の給食(1.25 じゃこ豆)
今日の献立は「ごはん、筑前煮、じゃこ豆、焼きのり、牛乳」でした。
筑前煮は福岡県の郷土料理です。鶏肉やにんじん、れんこん、こんにゃくなどを油で炒めてから出汁を加え、砂糖、しょうゆで甘辛く炒り煮にした料理です。福岡県では、正月や祭り、結婚式などのお祝い事の時に食べられるため、給食でも1月の献立に取り入れています。 筑前とは、福岡県北部の昔の呼び名です。福岡県以外の人は筑前煮と呼びますが、福岡県では「がめ煮」と呼んでいるそうです。その名前の由来については諸説ありますが、博多の方言の「がめくりこむ(寄せ集めるの意味)」や、昔はすっぽんを使っていたことから、すっぽんの博多弁「がめ」からきたという説があります。 今日は、筑前煮に使っているれんこんやごぼう、こんにゃく、じゃこ豆の大豆とよくかむ食材を多く使っている給食でした。よくかむことは全身の健康維持につながります。日頃から、よくかんでよく味わっていただきましょう。 今日の給食(1.24 ほたて貝のグラタン)
今日の献立は「黒糖パン、ほたて貝のグラタン、スープ、和なし(カット缶)、牛乳」でした。
今日のグラタンは、ほたて貝柱のうま味、手作りホワイトソースのこく、粉末チーズとパン粉で香ばしさが加わり、とてもおいしく仕上がりました。グラタンは毎回人気の献立で、今日も残食はほどんどありませんでした。 また、今日から1週間は「全国学校給食週間」です。保健委員会の生徒を中心に感謝のメッセージを書き、玄関に掲示しました。保健委員3年代表生徒から、放送で給食週間の紹介がありました。 今日の給食(1.23 黒豆の煮もの)
今日の献立は「ごはん、さごしのしょうゆだれかけ、みそ汁、黒豆の煮もの、牛乳」でした。
黒豆の煮ものはおせち料理の一つです。今年一年もまめ(まじめに働き、健康であること)に暮らせるようにという願いを込めて食べられます。 黒豆は大豆の仲間で皮が黒い品種を指します。皮の黒い色素(アントシアニン系)は、鉄イオンと結合するとより黒くなる性質があることから、給食室でも鉄製の釜を使って作りました。給食では衛生面を考慮し、当日の朝からしか調理することができないため、売っているものほど柔らかくはならないのですが、調理員さんがいろいろと工夫して作ってくださいました。真っ黒に艶よく出来上がっていましたね。黒は魔よけの力があるとされています。黒豆を食べて今年も穏やかに過ごしましょう。 |