今日の給食(1.20)
今日の献立は「ごはん、豚肉のごまだれ焼き、みそ汁、きくなと白菜のおひたし、牛乳」でした。
ごまは、アフリカ原産の種実類で、古代エジプトや古代インドで栽培され世界中に広まっていったという歴史があります。日本では、縄文時代から食べられていたようですが、室町時代に中国からすり鉢とすりこぎが伝わってから、ごまを使ったいろいろな料理が誕生していったそうです。 今では日本の食文化に定着しているごまですが、99%を輸入に頼っています。栄養価としては、脂質が約50%、たんぱく質が約20%、その他、カルシウムや鉄、食物繊維も多く含んでいます。粒のままでは消化吸収されにくいので、すりごまや練ごまで食べる方が効果的です。 今日の給食では、練りごまといりごまを使い「豚肉のごまだれ焼き」にしました。ごまのこくが加わり、ごはんが進む一品になりました。 おひたしに使ったきくなは、地産地消の取り組みとして堺市でとれたものを使いました。地産地消は新鮮なものが手に入る他、地域経済を活発にしたり、輸送時の二酸化炭素の排出を抑えたりします。そんなことも意識した食生活ができるといいですね。 今日の給食(1.19 蜜入りりんご)
今日の献立は「黒糖パン、ミートボールと野菜のカレー煮、ツナとキャベツのソテー、りんご、牛乳」でした。
以前にも紹介した通り、りんごは食後のデザートとして10月から1月までの給食に使いました。今日が今シーズン最後となりました。10月は「サンつがる」、11月は「シナノスイート」と「ジョナゴールド」、12月は「サンふじ」と「ほのか」とそれぞれの時期においしい品種を選んできました。今日は蜜がたっぷり入った「サンふじ」です。 そこで、りんごの「蜜」について紹介しましょう。葉での光合成によって作られた炭水化物がソルビトールという物質に変えられ、りんごの果実の中で糖分に変わっていきます。この糖分が飽和状態になったものが蜜として果肉内に半透明の金色になって存在しています。蜜入りりんごは成熟が進んだおいしさの証です。蜜が入りやすい品種とそうでない品種があり、ふじは蜜が入りやすいとされています。 「今日のりんごは今までで一番おいしかった!」と生徒からも先生からも大満足の声が聞かれました。 【案内】子どもの自主性を伸ばす子育てのヒント
令和4年度 家庭教育充実促進事業
「子どもの自主性を伸ばす子育てのヒント」 「子育て世代のアンガーマネージメント」 保護者がゆとりや自信をもち、子育てに取り組む助けとなる講演です。 案内のチラシはこちら 今日の給食(1.18 かす汁・くりきんとん)
今日の献立は「ごはん、鶏肉の甘辛焼き、かす汁、くりきんとん、焼きのり、牛乳」でした。
《かす汁》 かす汁は、日本酒の搾りかすである「酒かす」を加えた汁もので、冬の寒い時期に酒造りが盛んな兵庫県神戸市を中心に、近畿地方でよく食べられています。使う材料や味付けは様々ですが、給食では、鮭を主材にし、白みそ・赤みそで味付けしました。今日の寒さにピッタリでしたね。 《くりきんとん》 きんとんは漢字では「金団」と書きます。「金のかたまり」を表現していて、「今年一年もお金に困らずに豊かな生活ができること」を願って食べる、おせち料理のひとつです。 給食では、皮をむいたさつまいもと缶詰のくりを柔らかく煮て、甘く味付けしました。 今日の給食(1.17 白菜)
今日の献立は「コッペパン、マーマレード、白菜のクリーム煮、あつあげのごまじょうゆかけ、豚肉と三度豆のオイスターソースいため、牛乳」でした。
白菜は冬を代表する野菜です。英語では「Chinese cabbage」と訳されるように、中国北部が原産。日本には、日清・日露戦争の際に兵士が持ち帰ったことで伝わったとされています。意外と新しい野菜なのですね。 白菜は95%以上が水分なので、栄養価としてはそれほど高くはないのですが、煮たり炒めたりすることでかさが減り、たくさん食べることができるというメリットがあります。白菜は塩分のとりすぎを防いでくれる「カリウム」を多く含んでいるのですが、煮汁に溶け出してしまうので、鍋物などで汁ごと食べることをおすすめします。 白菜そのものは味があっさりとしているので、和風・中華風・洋風といろいろな料理にも合います。今日の給食では、牛乳、クリームでこくを出した中華風のクリーム煮にしました。まろやかに仕上がっていましたね。 |