本日の献立/2月15日(水)・きゅうりとコーンのサラダ ・いちご ・牛乳 栄養価 エネルギー 722kcal、たんぱく質 28.1g、脂質 15.8g ☆いちご☆ イチゴはバラ科の植物で、草本性(草の実)であることから園芸学の上では、野菜に分類されます。ただし甘みが強く果物のように食べられていることが多いことから、「果実的野菜」と呼ばれ、栄養学では果実として扱われています。また、果実を食べていると思われがちですが、赤くて甘い部分は果実ではなく「花托(かたく)」と呼ばれる部分で、本来の果実は小さなつぶつぶの部分です。 イチゴの歴史は古く、紀元前からヨーロッパやアジアで自生しており、それを利用していたようです。今のようなイチゴができたのは、18世紀のオランダで育成され、日本に伝わったのは江戸時代末期の1830年代と言われています。オランダ船によって持ち込まれたことからオランダイチゴと呼ばれていたようです。 1960年代ごろまでは、5〜6月ごろの春から初夏にかけてを旬としていましたが、食生活の変化とハウス栽培や品種改良によって収穫時期に変化が起こり、またクリスマスに合わせての栽培も行われるようになり、12〜5月に収穫が多くなり、とくに3〜4月にピークを迎えるようになりました。 とくにビタミンCが豊富に含まれ、そのほかカリウム、食物繊維なども多く含まれています。 本日の献立/2月14日(火)・なにわうどん(とろろ昆布) ・固形チーズ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 822kcal、たんぱく質 36.0g、脂質 23.9g ☆チーズ☆ 店頭で販売されているチーズを見ると、ナチュラルチーズとプロセスチーズという表示があるのをよく見ると思います。ナチュラルチーズは古い歴史を持つ乳製品で、古代ローマ帝国ではすでにチーズやチーズ製造に関する知識の輸出入がおこなわれていたようです。そして、ヨーロッパを中心とする世界各地で、地域特有のチーズがつくられるようになり、その種類はかなり多いものとなりました。19世紀末になって、ヨーロッパでは、チーズを輸出するにあたって、加熱殺菌によって保存性を高めようとする試みが行われました。そんな中で、スイス人により、チーズにクエン酸ナトリウムを添加して加熱すると、冷却後も加熱前とほぼ同じ硬さで、均一な組織のものができるという方法が発明されました。そして、この方法で製造されたチーズをプロセスチーズと呼ぶようになりました。 チーズは、牛乳を原料としてつくられた場合、エネルギー、たんぱく質、カルシウムなどは、同一の重量で比較すると牛乳の6倍近くにもなり、栄養価の高い食品となりますが、塩分も添加されていますので、食べすぎには注意が必要です。 今日の給食では、固形のプロセスチーズを提供しています。 2月14日(火)授業の様子本日の献立/2月13日(月)・白菜の甘酢あえ ・抹茶大豆 ・牛乳 栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質 27.4g、脂質 24.3g ☆抹茶大豆☆ 抹茶大豆は、香ばしくローストした大豆に抹茶ときび糖(サトウキビを原料とした砂糖)をコーティングした製品です。抹茶の豊かな香りときび糖のほのかな甘さで、たいへんおいしく仕上がっています。大豆と抹茶を組み合わせることにより、たんぱく質のほか、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル成分、さらに食物繊維などの補給につながっています。 今日の給食では製品を使用していますが、いり大豆を軽くいりながら、砂糖5:水2くらいの割合で作ったシロップを少量と抹茶を交互に2〜3回にわけて振りかけてもよく似たものをつくることができます。抹茶の代わりにきな粉を使用してもおいしいです。もし、豆まきで余ったいり大豆などがあれば、一度試してみてもいいかもしれません。 2年生百人一首大会
今年の百人一首大会では、上の句で札を取れるようになった生徒が増え、昨年以上に盛り上がりました。結果発表は来週の金曜日です。
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