今日の給食(2.9 焼きれんこん)
今日の献立は「鶏ごぼうご飯、とうふのみそ汁、焼きれんこん、牛乳」でした。
冬が旬のれんこんの使用は今月で終わりとなります。穴が開いているから「見通しがきく」ということで正月料理に使われます。れんこんを象徴するこの穴…水の上に伸びた葉とつながっていて、泥の中で育つれんこんに空気中の酸素を取り入れる役割をしています。穴の数は、真ん中に小さいものが1個、その周りに大きいものが9個で合計10個と決まっているという説があります…しかし、自然のものなので絶対ということではないようです。一度数えてみると面白いですね。 今日はシンプルに塩だけで味付けした「焼きれんこん」にしました。れんこん独特の歯ごたえも楽しめるように、調理員さんには少し分厚めに切っていただきました。 残食はわずかで、今シーズン最後のおいしさを満喫できたようですね。 今日の給食(2.8 わかさぎフライ)
今日の献立は「コッペパン、りんごジャム、わかさぎフライ、コーンと白菜のスープ、カリフラワーのサラダ、牛乳」でした。
わかさぎフライは年に1回だけ登場する献立です。わかさぎという魚は、元々、北の海にすむ海水魚でしたが、淡水でも養殖ができることから、湖での養殖がされるようになりました。また、釣り魚としての人気もあり、凍った湖の氷に穴を開けて釣る「穴釣り」は真冬の風物詩となっています。 白身であっさりとした味なので、てんぷらやフライなどの揚げ物にするとよりおいしく食べることができます。骨が柔らかいので、丸ごと食べることができ、カルシウムのよい補給源となります。欠席が多い3年生も残すことなくしっかりと食べていましたね。 今日の給食(2.7 茎わかめのつくだ煮)
今日の献立は「ごはん、まぐろの甘辛焼き、豚汁、茎わかめのつくだ煮、牛乳」でした。
茎わかめは、わかめを乾燥品に加工するときに除かれた、葉の中央をはしる中肋(ちゅうろく)と呼ばれる部分のことです。 コリコリ、シャキシャキとした歯ごたえが特徴で、つくだ煮や漬もの、炒めものにする他、今ではおつまみとして食べることが多いかも知れませんね。 栄養素としては、わかめと同じく骨や歯を強くする「カルシウム」や便の量を増やし、腸を刺激して便秘を予防する「食物繊維」が多く含まれています。 今日の給食では、三陸産の茎わかめを砂糖、みりん、しょうゆで煮含めてつくだ煮にし、ごはんによく合う副菜としました。「もっと頻繁に献立に入れて欲しい!」という要望も聞かれました。 今日の給食(2.6 すき焼き煮)
今日の献立は「ごはん、すき焼き煮、もやしとささみのいためもの、きゅうりのゆず風味、牛乳」でした。
「すき焼き」という名前の語源は?好きなものを焼いて食べるからという説もありますが、「農具のすき(鋤)の金属部分で肉を焼いて食べたから」という説が有力なようです。 今では、牛肉や野菜、とうふなどをすき焼き鍋で焼き、砂糖やしょうゆで甘辛く味付けする関西風と、割り下と呼ばれる調味料の中で煮る関東風があります。 給食は関西風の作り方で、今日は、牛肉、白菜、糸こんにゃく、とうふ、白ねぎ、まいたけを使っています。まいたけは、肉との相性がよく、名前の通り踊りだしたくなるくらいのおいしさと免疫力を高める効果もあります。 欠席者が多く、食べきれるのか心配しましたが、どの学年もほぼ完食できていました。 今日の給食(2.3 中華おこわ)
今日の献立は「おさつパン、中華おこわ、卵スープ(卵除去食)、キャベツのオイスターソースいため、牛乳」でした。
「おこわ」とは、もち米を使って蒸したごはんのことを言います。普段食べているうるち米を使ったごはんよりもちもちとしているため「かたいごはん」を意味する「強飯(こわいい)」に丁寧語の「お」を付けて「おこわ」と呼ばれるようになりました。栗おこわ、山菜おこわをはじめ、お祝いの時に食べる赤飯もおこわのひとつです。 給食では、もち米、焼き豚、くり(水煮缶)、干ししいたけを使い、ごま油の風味をきかせた中華風のおこわにしました。魚や肉を焼く「スチームコンベクションオーブン」で蒸し焼きにして作ります。 「パンのおかずにご飯は変や!」「もっとたくさんおこわが食べたい!」という声もたくさん聞きます。本来なら、中華おこわを主食にしたいところですが、大量のおこわを作るだけの調理能力が給食室にはありません。しかし、みなさんにはいろいろな料理を味わって欲しい!という思いから「パンとおこわの組み合わせ」という苦肉の策となっています。 給食にはクリアしなければいけない条件がたくさんあります。どうか、そのことも理解して毎日の給食を楽しんでください。 |