本日の献立/2月28日(火)・小松菜のごまあえ ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 681kcal、たんぱく質 26.4g、脂質 18.8g ☆はくさい(白菜)☆ ハクサイは、アブラナ科の仲間の野菜で、ダイコンやキャベツとともに、日本では主要な野菜の一つとなっています。英語名で“chinese cabbage”といわれるように、中国が原産です。日本でもかなり古くから使用されていたように思われがちですが、その歴史は意外と新しく、初めて伝わったのは明治8年(1875年)で、大正時代になって全国に普及したようです。伝わった当初は、採種(種をとること)が困難ということで、あまり普及しませんでしたが、日清戦争(1894〜1895)や日露戦争(1904〜1905)においての日本兵たちが旧満州・朝鮮などから大きく結球したハクサイの種を持ち帰ったことが、全国に広まるきっかけになったといわれます。今では、年中出荷され、とくに冬場は旬の野菜として、鍋料理や煮もの、汁もの、炒めもの、あえもの、漬物などさまざまな料理に欠かせない野菜となっています。 栄養面では、ビタミンCを多く含むほか、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、食物繊維など、いろいろな栄養素をほどよく含んでいます。 今日の給食では、すまし汁の具として使用しています。 平中だより本日の献立/2月27日(月)・カレーソテー ・焼きプリン ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳 栄養価 エネルギー 795kcal、たんぱく質 35.0g、脂質 28.9g ☆プリン☆ 日本でプリンというと、一般的には鶏卵、牛乳、砂糖などを材料としてつくられる甘い洋菓子を示します。これは、「プディング」という料理がもとになっており、正式には「カスタードプディング」となります。プディング(pudding)は、イギリスの料理で小麦粉、卵、肉、牛乳、果物などの材料を混ぜ合わせて、砂糖、塩、香辛料などで味付けし、蒸したり焼いたりして固めた料理です。その発祥は大航海時代最中の16世紀のことで、食料補給が困難な船の中で、食材料を無駄にしないために考案されたようです。カスタードプディングについては、18〜19世紀のフランスと考えられ、フランス語ではクレーム・ランヴェルセ(Crème renverse)と呼ばれるそうです。ランヴェルセは、ひっくり返すというような意味で、出来上がったものを皿にひっくり返して盛り付けるところから名づけられたようです。 日本に伝わったのは、江戸時代後半から明治時代初期と言われ、1872年の書物では「ポッディング」の名で紹介されていたものが、いつの間にか「プリン」と呼ばれるようになったようです。 今日の給食では、製品やインスタントではなく、給食室の中で鶏卵、牛乳、クリーム、砂糖だけを原材料として蒸し焼きにし、手づくりの「焼きプリン」にしています。もちろんカラメルソースも砂糖でつくった手作りです。 全校集会
3年生の大阪市長表彰,吹奏楽部の管弦打楽器ソロコンテスト本選での金賞受賞、バレーボール部の賞状伝達を行いました。先週、1年生の生徒2名が平野駅で困っている方を手助けし、地域の方からお褒めの言葉をいただきました。校長先生から思いやりの大切さについてお話がありました。
本日の献立/2月24日(金)・もやしとささみの炒めもの ・きゅうりのゆず風味 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 728kcal、たんぱく質 32.8g、脂質 20.9g ☆すき焼き煮☆ 「すき焼き」は、日本国内ではたいへん普及した肉料理の一つで、以前は各家庭の特別な日に、家族で食卓を囲む料理として振舞われていたように思います。また、欧米諸国でも人気の日本の料理となり、1963年に坂本九さんの歌う「上を向いて歩こう」を歌詞とは全く関係ありませんが、「Sukiyaki」としてリリースされました。 すき焼きの発祥は、江戸時代のころで、農作業の合間におなかがすくと、現在のシャベルのような「鋤(すき)」という道具の金属部分を鉄板代わりにして、肉や魚、豆腐などを焼いて食べていたことが由来となりこの名がついたようです。今でも鉄の鍋を使用することが多いのは、その名残かもしれません。また、動物の肉を食べることが禁じられていた時にも、イノシシやシカの肉などをこっそり食べていたようです。明治時代になってこれが料理として発展し、牛肉を使用することが主流となり専門店もできるようになりました。 地方によって使用材料に違いがありますが、一般的には、薄切りの牛肉、焼き豆腐、糸こんにゃく、麩(ふ)、白菜などを使用して、砂糖としょうゆで味付けするのが基本のようです。給食では大量に調理することから、煮込み料理のようになるため、煮をつけて「すき焼き煮」としています。 |