加賀屋東の学力向上vol1「戦争と平和のお話」
保護者と地域の皆さん、こんにちは。今回は、いつもの「校長室の窓」とは違う「加賀屋東の学力向上」というタイトルで、メッセージをお伝えしたいと思います。
「校長室の窓」では、主に、学校行事や子どもたちの様子をお伝えしていきます。「加賀屋東の学力向上」では、学習や学力向上に関する取組をお伝えします。2つのタイトルの細かな線引きは難しいです。どうかご理解ください。 さて、私は月曜日の1時間目に、6年1組の教室で「社会科」の学習をしました。添付しているのが、その時に使用したワークシートです。子どもたちは、1についてウクライナとロシアのことを書いてくれました。2と3の答えも、子どもたちは真剣に考えてくれました。子どもたちで話し合い、意見を交換しながら学習は進んでいきました。 保護者の皆さんは、4について、どのように考えられますか。子どもたちからは、様々な意見が出ました。私は、すべての意見を聴くようにしました。子どもたちは、思考を止めずに、自分なりの答えを導き出していたように思います。 「社会科」の学習では、過去の歴史を知り、これからの自分や家族の生活について考えていきます。そして、自分の住む地域や国、世界の今後のことも考えていくようになります。私たち大人も、過去から学び、今を生き、未来を描かなくてはなりません。果たして、自分にそれができているのかどうか、自問自答の日々です。保護者の皆さんも、ワークシートを参考に、子どもたちと「戦争と平和」について考えてみてください。 ユーチューブで、「北津守小学校」、「ウクライナ」というワードで検索すると、私が1年半ほど前に実践した授業の取組を動画で見ることができます。ご興味のある方は、お時間のあるときにご覧ください。 加賀屋東小学校 校長 辻 信行 校長室の窓vol12「登下校と放課後の安全について」〜その3〜
今回の校長室の窓は、放課後の安全についてのお話です。令和5年4月1日より、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。
〇道路交通法 第63条の11 第1項 「自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。」 以前は、「13歳未満の子供にヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。」とされていた道路交通法が改正されました。 下記のデータは、警視庁のホームページから転用したものです。さらに、大阪の交通白書令和4年版(大阪府交通安全協会発行)のデータを紹介しておきます。自転車乗車中のヘルメットの着用状況別の死者の統計を見ると、ヘルメット着用の死者は1人、ヘルメット非着用の死者は28人でした。 これらのデータから考えると、ヘルメット着用は努力義務とは言え、着用することで自分や子どもの命と体を守ることができることは明らかです。 私も自転車で通勤していますが、自転車用ヘルメットをかぶるようにしています。保護者の皆さんも、放課後の過ごし方や自転車の乗り方を話す機会に、ヘルメットの着用について、子どもたちとお話いただければと思います。 加賀屋東小学校 校長 辻 信行 校長室の窓vol11「登下校と放課後の安全について」〜その2〜
今回の校長室の窓は、児童の登下校の安全の見守り活動についてのお知らせです。
加賀屋東小学校の地域には、地域見守り隊の方々がおられます。私も、時々、見守り隊の皆さんとお話する機会があります。皆さん、本当にお元気で、子どもたちの安全のために、ご協力をいただいております。 児童の皆さんも、地域見守り隊の皆さんにお会いしたら、「おはようございます」と挨拶ができたら素敵ですね。皆さんは、お家の人、地域の人に見守られながら生活しています。感謝の気もちを大切にしてほしいと思います。 加賀屋東小学校の地域見守り隊の皆さん、いつもありがとうございます。これからも、子どもたちの安全な登下校を支援していただきますよう、よろしくお願いします。 加賀屋東小学校 校長 辻 信行 校長室の窓vol10「登下校と放課後の安全について」その1また、子どもたちは、学校前のあまり広くない通学路を通って登校しています。自転車で子どもたちと一緒に登校していただいている保護者の皆様は、写真を見てもわかるように、車道を通ってくださっています。交通ルールを守りながら、子どもたちの登校の支援をしていただいていることに感謝申しあげます。 学校でも、子どもたちが安全で安心して生活できるように支援してまいります。保護者の皆様におかれましても、今後も子どもたちの安全な登校支援につきまして、ご協力いただきますよう、お願いいたします。 加賀屋東小学校 校長 辻 信行 校長室の窓vol9「3・4年生の遠足」
今回の校長室の窓は、「3・4年生の遠足」の様子についてお知らせします。大泉公園に行ってきました。午前中は、グループに分かれて、ポイントを回るオリエンテーリングを行いました。いろいろなクイズに挑戦しました。私のポイントのクイズは、「校長先生には、何人の子どもがいるでしょうか?」でした。すべてのグループが、「5人」と答えてくれました。
午後からは、グループで自由遊びをしました。「長なわ」や「フリスビー」を使った遊び、「おにごっこ」や「かくれんぼ」、「だるまさんがころんだ」をしているグループもありました。どのグループも楽しそうでした。 帰りの電車では、嬉しいことがありました。電車の座席に座っていた子どもたちが、ご年配の方に席を譲っていたのです。さらに、赤と白のヘルプマークを身に着けている方が乗車してきたのを見て、自ら席を譲っていた子どももいました。びっくりしました。譲った子に、「ヘルプマーク、知ってたの?」と聞くと「うん、知ってた。」と返事をしてくれて、感激してしまいました。 私は、子どもは体力的には大人よりも弱いので、電車やバスの座席に座ってもいいと考えています。私は、第2次ベビーブーム世代ですので、子どもの数も多かったです。当時の先生は、「子どもは座ったらあかん」と言っていた記憶があります。子どもの数が多すぎて指導も大変だったのではと想像できます。 大切なことは、子どもたちなりに状況に応じて、考えて行動することだと思います。「座ったらあかん」という指導は、子どもの思考を止めます。今、求められている教育は、その時の状況に応じて臨機応変に対応し、子ども自身が思考判断することだと考えます。席を譲ろうとする善意も、席に座っていなければできない行為ですよね。 私に「校長先生、席を代わりましょうか。」という子どもは、今日はいませんでした。すごく嬉しく思っています。校長先生は、席を代わる年齢ではないと子どもたちが判断してくれているからだと思い込んでいます。 けれど、いつの日か、子どもたちが「校長先生、しんどそうやから、席を代わるよ。」と言ってきたら、その時には素直に席を譲ってもらおうと思っています。 加賀屋東小学校 校長 辻 信行 |
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