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矢印は子ども!

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令和5年5月14日(日)週末コラム

「人生100年時代を生き抜く子を育てる!個別最適化の教育(西川 純 著 学陽書房)」より、

「第5章 個別最適化を実現する未来」の章の一節「特別支援の子どもに何が必要か?」より、

私たちは2年間かけてインタビュー調査を行いました。調査対象は特別支援学校を卒業して10年、20年経った人の保護者とその人たちが働いている事業所の人です。質問は学校で何を学べばいまの仕事・生活で役に立つかを聞いたのです。その結果、「四則演算を覚えて欲しい」「漢字を読めるようにして欲しい」というようなことを言う人はいませんでした。我々は「計算ができなかったら仕事ができないのではないですか?仕事をするならば日本語を読めなれければならないのではないですか?」と聞きました。すると事業所の人は「我々はその人に合った仕事を探します。その人に合った指示を行います。文字が読めなかったら、マークや色を使って指示します」とこともなげに言われます。そして、事業所の人が学校で学んで欲しいこととしてあげたのは、人とのつながりを持てるようになることです。そして、失敗する経験をさせて欲しいと言うのです。
残念ながら、心優しい教師が特別支援の子どもを守ろうとします。結果として、多様な人とつながる機会を奪っているのです。そして失敗しないようにと先回りして段取りを組みます。そのために子どもは失敗しません。仮に失敗したとしても、それは失敗ではないとその子に言います。このような教育を受けた子どもは事業所で人間関係をつくることができません。さらに失敗し、それを事業所の人から指摘されたとたんに「虐められた」と思ってしまうのです。結果として事業所を辞めて、家に引きこもってしまうケースは少なくないのです。





大人が関われば関わるほど、子どもを分断してしまいます。付かず離れず、まるで黒子のような存在がいいのです。できる限り子ども同士で寄り添え、話し合え、支え合えればいいのです。それが子ども同士をつなぐことになるのです。真面目な教師であればあるほど、「自分がなんとかしなくては」や「自分の仕事やから」と、矢印を、自分に向けてしまいがちです。そうではなくて、矢印は子ども。そして、その子供同士の矢印を向かい合わせればいいんです。そのための助言やサポートをすればいいんです。「どうした?」「なんか困ってる?」「あの子困ってるみたいやで」など、子どもたちが互いに関心が持てるようにつなぐ言葉を使ったり、通訳者になったりすればいいのです。
そのためには、大人が子どもから学ぶ姿勢を持つことです。そして、子どもの持つ力を信じることです。

子どもも大人も大はしゃぎ!

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?令和5年5月13日(土)モデルロケットチャレンジ
 さあ!完成したマイロケットの打ち上げです。一度に2人が発射台にロケットをセットします。安全装置付きの発射ボタンを握りしめた子どもたち。手に汗かくほど緊張している子どももいました。「ドキドキする!こわい!大丈夫かなあ?」などなど、子どもたちのワクワク・ドキドキが伝わります。
 カウントダウンをして発射されたロケットは、初速200k/hで空を突き刺す勢いで高く舞い上がり、逆噴射をしてパラシュートとともに地上に舞い戻ってきました!もう校内は大興奮!「すごーい!ホンモノや!速い!高い!」と子どもも大人も大はしゃぎです!
 どの子どもも人生初めての体験に大満足した様子でした。また、ラストは地域の方のご協力で、「アイスクリーム」のおやつまでいただき、大大満足の子どもたちでした!
 「ロケットとアイス」の素敵なチャレンジデーになりました。主催いただいたPTA・地域のみなさま、そして、遠方より子どもたちのためにともに学びの時間をつくっていただけたゲストティーチャーのみなさま、本当にありがとうございました。
「学校はあるものでなくつくるもの」
 これからもみんなのアイデアを出し合って、子どもたちのために、大人もともに楽しみ、いきいきする時間をつくりましょう!

ほっこり

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令和5年5月13日(土)モデルロケットチャレンジ
 さあ!いよいよロケットづくりです。
 約束は、「自分ですること!」「えー!」と不安な声。作成書を見て、自分から取り組むこと。それでも困った時には自分から聞くこと!大人は基本口出ししません!これこそ、本校のめざす「自分で考えて行動する力!」です。
 たくさんのサポーターのみなさんの参加があり、それぞれに子どもたちのサポートについてもらいました。口出ししないと言いながらも、ついつい手を出してしまう(私もその1人でした)反省しながらのサポートでした。
 しかし、あるお母さんは、
「説明書をしっかりと読んで、その通りにしたら大丈夫よ。できるから。あわてないでゆっくりね。」と見事なサポートをされていました。
 子どもにどこまで任せて、見守るのか!そのためには忍耐と信じる力が必要です。子どもの持つ可能性を信じて、任せ切ることこそ、失敗はあってもその子自身の自信となり、成長につながると信じています。
 「たかが、ロケットづくり、されど、ロケットづくり」
 子どもと大人が頭を寄せ合い、ともに学び合う姿はとても温かく、ほっこりする空間でした。(つづく)

自信の育て方!

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令和5年5月13日(土)モデルロケットチャレンジ
 雨なし、風なし、日差しなしと絶好のロケット打ち上げコンディションの中、横浜からゲストティーチャーそして、以前の学校での教え子2人をアシスタントティーチャーとして招き、初チャレンジのPTA企画!「モデルロケットチャレンジ」が行われました。
 まずは体育館にてロケットの発案者である「植松電気社長の植松努さんからのビデオメッセージ」です。
 子どもの頃の自分は夢を持っても、まわりから批判され、あきらめさせられる。そんな中、祖母が「好きなことをとことんしなさい」と励まされ、夢に向かう自分を追い求め、今の自分があるとご自身を振り返り、子どもたちにメッセージを伝えます。

「好きなことは、なかまを増やす。ちからを増やす。可能性を増やす。」
「テストの点数なんかで人生をあきらめないで。」
「大好きなことが人生のパワーになる。」
「どーせむり、だったらこうしてみたら。」
「生きていくためには自信が必要。」
「やったことがないことができると自信が増える。」

どれも子どもたちに伝えたいことばかり。
子どもも大人もビデオに夢中になっていました。さすが、植松さんのお話は魅力的で、引き込まれました。(つづく)

「モデルロケットチャレンジ」予定通り開催します!

9時スタートです。
参加証をお持ちください。
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