目に見えない力!「92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て」(大川繁子 著 「実務教育出版」)より、 「子どもの発達」と聞いて、まず頭に思い浮かべるのが、「目に見える発達」でしょう。首がすわったり、歩いたり、言葉を発したり、オムツが外れたり。自転車に乗れるようになったら、字が読めるようになったり。親としても実感しやすい成長です。 もちろんこれらは大切な成長ですが、見落とされがちなのが「目に見えない発達」。ひと言で言えば、心の成長です。 自分のことが大切だと思える力(自己肯定感と言われるものです)や「自分は大丈夫だ」と思える力、最後までやり抜く力、自分を律する力。また、感謝する力、周りと協力する力、人の気持ちを汲み取る力。 こうした力は、目に見えません。点数がつけられるわけでもないし、「昨日よりもやり抜く力がついたわ」と、なかなか実感もできない。 けれどもこれらは、人間が幸せに生きるうえで、欠かせない力。「成績がいい」より、はるかに大切です。私は保育をする中で、子どもにはこうした力を身につけてほしいとずっと考えてきました。 「見えない発達」は、最近では「非認知能力」と呼ばれています。 長原小学校のめざす「3つの風船」は、まさにこの「非認知能力」です。 「自分も人も大切にする風船(力)」 「自分で考えて行動する風船(力)」 「自分からチャレンジする風船(力)」 これら3つの風船(力)は子どもたちが「自分から自分らしく」生きていくために必要な力です。「目に見えない力」だからこそ、まわりの大人はこれらの力を見ようと意識しなければなりませんし、これらの力を育てるための努力をしなければなりません。手段は人それぞれでいいんです。目的(3つの風船を膨らませること)さえぶらさなければ・・・ なーんだ?みなさん!元気にしていますか? 台風一過と言いながらも、各地で雨による被害が続いていますね。 くれぐれもお気をつけください。 では28日目の問題です! 「山があるのに山がないといわれる県ってどーこだ?」 わかったかな? 答えは明日ね! 歳は関係ない!「92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て」(大川繁子 著 「実務教育出版」)より、 「卒園するときには、自分のやりたいことに没頭し、自分の頭で考え、自分の能力を発揮できる力(自由に生きる力)と、それに伴う責任を持てる子になっていてほしい。」 こんな思いでつくりあげた保育園が栃木県足利市にある「小俣幼児生活団」です。その園で働く「92歳の現役保育士」が著者であり、そんな著者は今なお、こんな言葉を伝えています。それは、 「保育歴およそ60年、2800人以上の卒園生を見送ってきたけれど、「保育を極めた」なんてとても思えなくて。もっともっと、と思っていたら、気がついたときには90歳を超えていました。毎日、学びが尽きないのです。」 「すごい」の一言です。 一気に読破し、真の子育ての考えや姿を目の当たりにして、興奮しています!追って紹介していきたいと思います。 なーんだ?みなさん!台風は大丈夫でしたか? 残念ながら各地に爪痕を残して近畿地方を縦断していきました。 被害がこれ以上広がらないことを祈ります。 では27日目の問題です! 「おにを切るというこわい名前のたべものってなーんだ?」 わかったかな? 答えは明日ね! VUCAとは?「教えない授業の始め方」(山本 崇雄 著 「アルク」)より、 学校は19世紀末の日本の産業革命以降125年以上大きく変わっていません。その証拠にどの世代の人と話しても、授業のスタイルや行事、宿題、部活動など共有できる課題がたくさんあるのではないでしょうか?その一方、リアルな社会はものすごい勢いで変化しています。AI、ビッグデーター、VR(仮想現実)、ブロックチェーンなど、世の中のあらゆる場面で、インターネットにつながったテクノロジーが社会を大きく変革する時代です。 その結果、リアルな社会と学校はものすごい勢いで離れてしまっています。日本の多くの学校では、答えのあるテストに向けて、勉強していきます。解決方法は先生が丁寧に教えてくれます。テストも答えがある問題を一人で解きます。相談するとカンニングになり厳しく怒られます。入試も同じです。 その結果、テストや入試だけを目標にしてしまうと、最優先事項は自分のための勉強となり、協働することは自分に利益をもたらさないものと捉えかねません。また、答えのない問題に粘り強く取り組むことができず、すぐに解法や模範解答を求めるようになります。効率よくテストの答えを導き出すことが勉強の中心になってしまうのです。 明治時代以降の変わらぬ日本の教育を大きく変える時代が来ました。テストや入試のために勉強するのではない、何のために勉強するのか?VUCAの時代(※VUCAとは「Volatility」(変動)「Uncertainty」(不確実性)「Complexity」(複雑性)「Ambiguity」(曖昧性) の頭文字を取った言葉で、あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、想定外の事象が次々と発生するため、将来の予測が困難な状態を指す言葉)において、教育現場は子どもたちにどんな力をつけなければならないのか!自分自身に問いかけましょう! |
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