4年生 道徳科研究授業「みんなが気持ちよく過ごすためには」(4)東先生からは、「ルールやきまりなどのように明文化はされていないけれども、周りの人のことを考えてとる行動のことを『公徳』と言います。」と、まさしく今回の教材の柱となる考え方についてご指導いただきました。また、教材の理解を深める発問として、「よし子と並んでいる人達の同じところはでこでしょう?」や「よし子と並んでいる人達の違いはなんでしょう?」など、児童が着目しやすい点を整理して問いかけるアイデアを教えていただきました。 また吉田先生からは、「公徳心はルールではなくマナーに近いです。よし子の行動には人間の弱さが表れていますね。どうしたらマナーに気づくことができるのでしょうか。周りの人の様子を感じ取れる気遣いを育てたいですね。」とご指導いただきました。また、「UD(ユニバーサルデザイン)の考え方を取り入れた授業づくりは、児童ひとりひとりへの細やかな配慮が、誰も取り残さない授業につながります。」と、今日の授業で見られた良かった点として褒めていただきました。 4年生 道徳科研究授業「みんなが気持ちよく過ごすためには」(3)授業者のふりかえりでは、授業づくりの段階で悩んだことや、実際の授業で使ったICT機器の活用の仕方について発表されました。その後のグループ討議では、今回の授業で良かった点や工夫が必要と思われる点、また改善するためのアイデアなど盛んに意見交換が行われました。 4年生 道徳科研究授業「みんなが気持ちよく過ごすためには」(2)次に役割演技を取り入れて、バスていりゅう所の場面を再現しました。雨が激しくふる中、店の軒先で待つ人たちを演じるのは子ども達で、よし子の役は担任の先生です。バスが近づいてくると列の後ろからよし子(先生)が飛び出して、バスに真っ先に乗りこもうとします。演じた子ども達に、担任の先生が「同じように待っていた人達は、よし子を見てどう思ったでしょう?」と尋ねると、「順番を抜かされて腹が立った。」や「ズルいと思った。」と答えました。 よし子の行動は「自分のことだけ」を考えたもの、列をつくって待つ人達の行動は「みんなのことも」考えたもの。授業のまとめでは、みんなが気持ちよく生活するためにどんなことに気をつけたらいいかについて、自分の気づいたことを書きまとめました。 4年生 道徳科研究授業「みんなが気持ちよく過ごすためには」(1)今年度、十三小学校は『近畿小学校道徳教育研究大会』の大阪市代表校として、11月7日に全学年の公開授業と研究発表を行います。それに向けて1学期には低学年,中学年,高学年で校内の研究授業を行います。今日は校内の最終となる研究授業を、4年生で行いました。 今回の教材は『雨のバスていりゅう所』です。主人公の「よし子」は、激しく降る雨をさけるためにバス停の近くの店の軒下に並ぶ人達の列の後ろで、お母さんとバスを待っていました。しかし、バスが近付いてくると停留所の先頭へと駆け出し、他の人達をぬかして真っ先にバスへ乗ろうとします。そんなよし子を連れ戻す母親のいつもと違う様子を見て、自分がしたことについて考えるという内容です。集団生活をする上で、一人一人が相手や周りの人の立場に立ってより良い人間関係を築くことや、集団の向上のために守らなければならない約束やきまりについて考える教材です。 「はぐくみネット」の取り組み ふれあい農園 さつまいも植え付け12日目
さつまいもの植え付けから12日が経ち、ようやく根が張りツルが立ってきました。
これで一安心。 これからは、風通しを良くしツルに日が当たるように、雑草管理を頑張っていこうと思います。 十三小学校区「はぐくみネット」 |