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真の働き方改革とは?

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?令和5年8月23日(水)夏休みコラム
日本教育新聞の社説より、タイトル「教職が輝きを取り戻す時代に」

若い人がよく口にする言葉の一つに「コスパ」がある。コストパフォーマンスの略語である。コスト(掛けた費用)に比べ、パフォーマンス(成果、効果)が上回るのを感じれば、「コストが良い」ということになるらしい。
こうした見方からすれば、長時間労働が恒常化しているのに、賃金という面でのリターンが少ない教師の仕事は、コスパの悪い仕事として忌避されるのは自然な流れだ。(中略)平成12年度には、12.5倍あった小学校教員の採用試験の競争倍率が、29年度には3.5倍へと減じた現状を示した上で「志高く能力のある人材が教師の道を選び、我が国の学校教育がさらに充実・発展するためにも、学校における働き方改革
を進め、教職の魅力を高めることの必要性は待ったなしの状況です。」と述べている。(中略)一方で、働き方改革の実効性に疑問を持つ教職員は少なくない。すべきこと、課題は山積するばかりで、時短など考えようもない。教師がやらなくていい仕事を、お願いをして教師以外に引き受けてもらう仕事は、教師がするのかといった具合である。時短や業務軽減とともに、教師の「やらされ感」をどう減じるかにも焦点を当て、論じるべきだ。
子どもたちに主体性や協働的な学びを求めるのだから、教師たちも同様の働き方ができる環境を創出する。それは例えば上意下達や、強いリーダーシップといったこれまであった組織論の見直しにつながるものかもしれない。(中略)従来の行事論、授業論による、こうあらねばならないという固定観念からいったん解き放ち、教師自身が考える行事や、授業にチャレンジする。また、周囲がそれを支えていくような職場文化への転換こそ、魅力ある教職の復権につながるのではないか。




働き方改革は時間の問題ではなく、教職員の仕事に向かう姿勢が、真から楽しいと思えているかどうか!働く質の問題だと思う。そのためにも自分で時間をコントロールして、自分からやりたいと思える仕事をとことん追求できる環境づくり、意識づくりをしていきたい!大人が楽しんで仕事をする姿こそが、子どもにとって憧れる存在となり、「早く大人になりたい!」と思える子どもたちを育むのではないだろうか!

なーんだ?

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令和5年8月23日(水)夏休みなぞなぞ
 みなさん!元気にしていますか?
 早起きしてる?もうすぐ学校始まるよ!
 自分で考えて行動する風船を膨らませようね!

では34日目の問題です!

「ごはんのときにテーブルの上にいるけものってなーんだ?」

わかったかな?
答えは明日ね!

なーんだ?

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令和5年8月22日(火)夏休みなぞなぞ
 みなさん!元気ですか?
 ほんとに昼間の暑さはすごいです!
 外出の時は暑さ対策を忘れないでね!

では33日目の問題です!

「けんはけんでも、何も持たずに勝負するけんってなーんだ?」

わかったかな?
答えは明日ね!

主体的とは?

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?令和5年8月22日(火)夏休みコラム
心と体の研究所ブログ「リスクを負う覚悟や勇気を奪う学校教育。」より、

 主体的に行動するときに、必ずリスクが伴ってきます。新しいことに取り組む、目標に向かう時には、あたりまえにリスクが生じます。
でも、学校、または学校の先生は、このリスクをできるだけ回避しようとします。
当然、子どもたちにもリスクを避けることを教えます。
「そんなことしてたら危いでしょ」
「そんなことしてたらいい高校に行けないよ」
「そんな夢みたいなことやってる暇があるなら勉強した方がいい」
進路選択のときは、冒険や挑戦をしようものなら、それを修正しようとします。学校の先生たちは、それが当然で、安全、安心が最優先です。
これも大切なことですが、そこまで安全、安心を優先するのは、自分たちがそうやってきたからです。
そうやってきた人たちの多くが学校の先生になるからです。(中略)
 サッと手を差しのべる先生、転ばないようにしてあげる先生ばかりです。
するとどうなるか?
よい子になります。
親や先生の言うことを聞く、よい子です。
でも自立はしません。
親や先生がいないとダメです。
人に頼ります。
人のせいにします。
それが大人になり、親になり、学校の先生にもなるのです。
主体的とは、この真逆です。
転んだ子どもを見守ります。
自分で立ち上がるまで待ちます。
立ち上がれないのなら、声をかけます。
立ち上がれないのなら手伝うよって。
お願いしますって子どもが言います。(中略)
 すると、自立した主体的な子どもになっていきます。
生意気かもしれません。
反抗するかもしれません。
だらしないかもしれません。
でも、自律、自立しています。
頼りません。
親や先生がいなくてもいいです。
自己選択、自己決定、自己責任が育っていきます。
(中略)
 言われる前に、やってしまう。
やってしまえば、親からの批判はでない。
でも、子どもの自立をうばう。
リスクを負う覚悟や勇気があれば、今の学校教育はこんなことにはなっていないでしょう。
本質は何か?そこへ向かうリスクを負う覚悟、勇気はあるか?新しいことに取り組むときのリスクは?
だから、間違いだらけの学校教育なのです。




 「主体的」は新学習指導要領のキーワードのひとつです。自律した主体的な子どもにするためには、敷かれたレールに乗せるのではなく、自分でレールを敷かせることです。そのためにも、「自分で考える力」や「自分から動く力」が必要です。リスクを負う覚悟や勇気とは、「失敗を恐れないこと」です。
 長原小学校のめざす「3つの風船」はまさに、子どもたちの主体性を育て、「自律」を促す目標です!

言葉がけの大切さ

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令和5年8月21日(月)夏休みコラム
「教えない授業の始め方」(山本 崇雄 著 「アルク」)より、

間違いなく言えることは、どの生徒も可能性に満ちあふれているということです。できないことがあるから学校でまなんでいるわけで、「できないこと」とは「彼らの可能性」なのです。
例えば100点満点のテストで20点を取った子に何と声を掛けますか?その生徒を取り巻くステークホルダーを意識して考えてみてください。ネガティブに捉えると、「20点しか取れなかった」「このままでは入試でも心配だ」となるでしょう。ポジティブに捉えると、「君には80点分の可能性があるよ」「できないことは、できるようになる可能性に満ちあふれているんだよ」となります。生徒と生徒を取り巻くステークホルダーにとって、どちらの言葉掛けがハッピーでしょうか。
教師の言葉掛けでは、可能性を信じるポジティブなことを生徒に本気で言ってあげることが大切です。そして、その可能性を本気で信じてあげましょう。その上でその可能性を実現させるお手伝いをするのが教師の役目です。
ネガティブな言葉も、ポジティブな言葉も必ず、生徒の周りのステークホルダーにも届きます。言葉には力があります。広がり、波及していく力があります。波及していくのなら、ポジティブな言葉で子どもたちを包んであげたいと思います。日本の子ともたちは諸外国に比べて自己肯定感が低い傾向にあるという内閣府のデーター(2011年)がありますが、その原因には、教師の言葉掛けや態度にもあると感じています。




私たちは子どもにとって家庭の次に影響力のある大人の集団です。教師の一挙手一投足は子どもたちに良くも悪くも影響を与えます。とくに言葉の力はとても大きな影響を与えるものでしょう。あの時の先生の一言が今も生きる力になっていることや!自分の人生の転機になったことなどの話や、反対にあの時の一言は今も心の傷になっている!あの時の先生の対応で人を信じられなくなったなどの話を聞くと、身につまされる思いがします。
教師という職業を選んだ以上、子どもたちに明るい未来や希望を与えられる存在でなければなりません。そのためにも自分が常に前向きに何事にもトライして、心から笑える、楽しい人生を歩む姿を見せ続けなければなりません。そんな大人であり続けたいですね!
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