まねぶ!図書館では子どもたちが本の世界に浸っていました。今、蔵書管理はすべてバーコード化しており、一括管理ができます。子どもたちは読みたい本を事前予約できます。どうしても人気の本にはリクエストが集中するようで、子どもたちは互いに譲り合いながら、本を楽しんでいました。 支援員の方とも本を囲んで談笑する姿があり、とても微笑ましくいい光景でした。学校にはたくさんの大人が必要です。いろんな立場の大人がいろんな子どもに関わる。そして、その子どもたちから学ぼうとする大人の姿が子どもたちに安心感を生みます。 本の好きな子どもたちを育てるためには、大人が本を好きになり、一緒に本を読む姿が大切です。子どもは大人の姿を見ています。そして真似ます。「学ぶ」の語源は「真似ぶ」こと。どんな姿で子どもの前に立ち、どんな姿を子どもに見せるのか?問い続け、実行し続けたいですね。 夢中に!子どもたちがタブレットに夢中になっています。画像を探している子どもたち。テーマは浮世絵です。昔ながらのものもあれば、今風の図柄もあります。自分の興味関心に基づいて、学びをスタートさせました。どんな版画作品が仕上がるのか楽しみです。 また、背面黒板には「ありがとうメッセージ」が掲示されていました。リーダーのみなさんにお世話になった1年生からのメッセージでした!これからも1年生のことをよろしくね!リーダーのみんな! その子がその子らしく!教室から物音ひとつしませんでした。のぞくと1人の机になって、1人の世界に集中する子どもたち!算数の単元テストに挑んでいました。 みんな真剣そのものです!良い結果になることに越したことはないですが、何よりも今の自分の持っている力を最大限に発揮することが大切です。そして、人と比べないことです。 学びの目的は、「その子がその子らしく育つこと」これ以外にありません。これまでのみんなと同じことが、人より成績がいいことが評価される時代ではなく、他人と違うことに価値がある時代になってきています。だからこそ、「評価」の上位目標を「他者評価」から「自己評価」に変えるための問い直しが必要です。自分を主語に自分の学びをつくるために、私たち大人ができることをともに考えましょう! 初めてから始まる!子どもたちは初めてのタブレット学習にチャレンジしました。 各教室にはタブレット保管庫があり、全員のタブレットが充電保管されています。まずはそこからの取り出しからです。順番に並んでタブレットを手に取り、座席に戻ります。子どもたちは恐る恐るタブレットを両手に取り、そーと移動します。妙な緊張感がありました。 座席につくとタブレットを開き画面を立ち上げます。自分の名前がカタカナで出ると感激の声があがりました。そして、パスワードを入力します。子どもたちも真剣に画面を見つめます。つい押した指をそのままにしてしまい、連続入力してしまう子どももいました。また桁数も多くなかなか入力に戸惑う子どももいました。でもそれでいいんです。誰だって初めての時はうまくいきません。失敗しちゃうんです。大事なことは、その時にあきらめず、粘り強く、再チャレンジすればいいんです。try&errorの繰り返しが学びなんです。 タブレットの学習を通して、あきらめない力や挑戦する力、またレジリエンス(精神的回復力)を高めてほしいです。 これからもタブレットにふれる機会を増やして、ICTに振り回されない、ICTを活用できる子どもたちを育てていきたいです。 集中!筆を持つ姿がとても凛々しくてかっこいい子どもたち! 書道に向かう姿は心穏やかに、心集中して、とても素敵な空気が流れていました。 「字は人を表す」と言います。字が苦手な人でも、丁寧に書くことはできます。そんな時間を大事にしてほしいですね。 |
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