校舎の長寿命化工事に向けて
まもなく始まる校舎の長寿命化工事
に向けて特別教室の整理を行いました。 第一期工事は2号館で、音楽室のある校舎の工事が行われます。今日はパソコン教室のパソコン廃棄や不要になる机や棚を運び出しました。 全教職員総出の作業となりましたが、たくさんの部活動の生徒も協力してくれました。みなさん、ありがとうございました! 職業講話・特別支援教育
●1年生がキャリア教育の一環として、職業講話を実施しました。
あべのハローワークから、講師を招いて、「誰のために働くのか」「落ちないりんご」「あひる」などのお話しをしていただきました。 ●3年生は特別支援教育で、「障がい者の現実と向き合い方」を学びます。 今日は難病女子高生の生活に密着した「車椅子JK」というビデオを視聴し、車椅子使用者の生活を知ることから始まりました。 明日も引き続いて取り組みを行います。 本日の献立/2月1日(木)・まる天と野菜の煮もの ・もやしのしょうがづけ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 745kcal、たんぱく質 32.7g、脂質 17.0g ☆鯨(くじら)☆ 鯨は、海に住む哺乳類で、1mくらいから30mくらいになるものまでいます。古くから食用として利用され、ノルウェーでは4千年以上前の壁画に描かれているそうで、日本でも縄文時代の遺跡からその骨などが見つかっています。仏教の影響で肉食が禁じられていた時代も魚としてみなされていたことから、日本人にとっては重要な栄養源でした。また「捨てるところがない」と言われるほど、肉や内臓だけでなく、皮や尾びれまでが食用となり、骨は細工用などとして利用されていました。 しかし、1982(昭和57)年IWC(国際捕鯨委員会)で「商業捕鯨一時停止」が決議されたため、日本も1988(昭和63)年に商業捕鯨から撤退し、国際捕鯨条約にもとづいて南氷洋と北西太平洋で調査のための捕獲と、日本沿岸でIWCの規制対象外の鯨に限っての捕獲にとどめてきました。しかし、鯨類の中には十分な資源量が確認されているものがあることと、保護のみを重視する国々との歩み寄りが困難となったことから、2018(平成30)年12月にIWCを脱退し、2019(令和元)年7月より日本の領海および排他的経済水域に限定し、さらに捕獲枠を設定して商業捕鯨を再開しました。 鯨の肉は、たんぱく質が多く含まれ、とくに不足しがちな鉄分が、吸収されやすい形で豊富に含まれているのが特徴です。今日の給食では、たつた揚げ用に加工された製品を使用しました。 ボッチャ体験 など
●1年生が障がい者理解の取り組みで、パラリンピックの正式種目でもあるボッチャ体験を実施しました。
ボッチャという競技は、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、 すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。 ルール説明のあと、クラス対抗で実施しました。ジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。 生徒は車椅子の人が投じるのと同じ状況になる為、椅子に座った状態からボールを投げます。 最初は距離感やコントロールが難しいかったようですが、ジャックボールの近くに止まると歓声が湧き、楽しく体験していました。 ●放課後学習会 3年生が参加して頑張っています。 本日の献立/1月31日(水)・紅白なます ・すまし汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 691kcal、たんぱく質 28.2g、脂質 19.2g ☆紅白なます☆ 「なます」は「膾」と書き、もともと中国で古代から伝わる料理で、生肉や生魚などを細切りまたは刻んで味付けした料理だったようです。今でいうユッケのようなものと考えられ、これが日本へも伝わったようです。古事記や日本書紀にも記述があり、「膾(なます)」の語源は「なましし(生肉)」や「なますき(生切)」ではないかと考えられ、また、魚を使用したときは「鱠」の文字を使用し使い分けられていたようです。 野菜と合わせるようになったのは平安時代と考えられ、酢を使用することが主流となったのは、室町時代の院政期(1086〜1185年ごろ)になってからのようです。その後、野菜だけを使った「精進なます」が現れ、これが現在の紅白なますにつながったようです。 昔から紅白の色は平和や平安をあらわすことから、細切りの大根やにんじんまたは干し柿などを使って紅白色を表現し、一家の平穏な暮らしを願った料理として、おせち料理や祝い事の料理に添えられるようになりました。 今では、酢を使うことがほとんどなので、「膾」を「生酢」と勘違いされ、酢の物のことと思われがちですが、本来は酢の物を意味するものではありません。 |