実験で発見! プリンターの秘密
6年生の理科では、京セラドキュメントソリューションズ株式会社さんに講師として来ていただき、理科特別授業を行っていただきました。プリンターの仕組みを通して、電気の力がいろいろな力に変換されることを学びました。実際にプリンターを使って実験を行い、より深く理解することができました。
実験を通して、児童はプリンターの仕組みや電気の力の多様性に驚き、興味津々な様子でした。自分の絵がくっきりとプリントされた児童は、達成感と喜びを表情に表していました。一方で、思うように印刷できず、難しいと感じる児童もいました。 今回の実験をきっかけに、児童は電気の力についてさらに興味を持ち、深く学ぶ意欲を高めたことでしょう。今後、電気自動車や太陽光発電など、電気の力の利用に関する学習を通して、科学技術の進歩と社会への影響について理解を深めていくことを期待しています。 プリンター実験は、電気の力の多様性と科学技術の面白さを体感できる貴重な機会となりました。子どもたちは、実験を通して得られた知識と経験を活かし、科学技術への興味関心を高め、未来の社会を担う人材へと成長してほしいです。 水にとけているものを取り出すこの実験で学んだことを活かして、海水から塩を取り出す方法について考えることができる。塩づくりの代表的な方法は2つあります。 一つは、広い塩田に海水を引き込み、太陽の熱で水分をじょう発させて塩を取り出す方法です。温暖で乾燥した地域で、古くから行われてきた伝統的な製塩方法です。こうしてできた塩を「天日塩」と言います。 もう一つは、海水をにつめて水分をじょう発させ、塩を取り出す方法です。天日塩に比べて、天候に左右されず安定的に塩を作ることができます。 お家でも、海水の入った容器を日光の当たるところに置いてじょう発させることで塩づくりができるので、やってみてください。 不思議な現象のナゾにせまる!
手回し発電機を使って電気をつくりました。他にも電気をつくれないかと、光を電気に変える光電池を使って実験を行いました。
光電池に光を当てると電流が流れることを確かめるために、豆電球と発光ダイオードをそれぞれ光電池につないでみました。光電池に光を当てると、豆電球が明るく光りました。ところが、同じように光電池につないだ発光ダイオードは、なぜか光りません。いったいなぜ? 電流の大きさを調べると、手回し発電機の時に比べ、光電池は流れている電流の量が十分でなかったことがわかりました。 豆電球と発光ダイオードのちがいについては、もう少し調べる必要がありそうです。 光電池は、「光の力」を「電気の力」に変換する便利な道具です。光源の距離や種類によって出力が変化することを理解し、光電池を効果的に利用することが大切です。 水を冷やすと普段の生活では、太陽の光が海を温めたり冷やしたりします。太陽の光が強く当たる場所は暖かくなり、光が弱く当たる場所は冷たくなる。すると、海水に動きが生まれ、これが海流の始まりになります。また、海で吹く風も、海流を作る力を持っていて、強い風が吹くと海水が押されて海流ができます。 海流には大きく分けて表層海流(ひょうそうかいりゅう)と深層海流(しんそうかいりゅう)の2種類あります。太陽の光で温められた海水が、海面を流れる表層海流と冷たい海水が、海底をゆっくりと流れる深層海流です。海流は、地球の気候に大きな影響を与え暖かい海流が流れる場所は、冬でも暖かくなります。逆に、冷たい海流が流れる場所は、夏でも涼しくなります。 また、海流はプランクトンや魚などの海の生き物も運んでくれます。だから、海流がある場所にはたくさんの生き物が集まってきます。海流は、地球にとってとても大切な役割を持っています。海流を調べることで、地球の気候や海の生き物についてもっと知ることができます。 海には大きな川のような「海流」があって、まるで地球全体をぐるぐる回っています!まるで地球の血液みたいですね。 電気のふしぎ疑問1.手回し発電機で豆電球、電子ブザー、モーターを同時に作動させることは可能か? 疑問2.手回し発電機に接続できる豆電球の最大個数は? 手回し発電機は、さまざまな機器を動かすことができます。発電量や電流の性質を理解することができました。手回し発電機でたくさんの豆電球を光らせるには、たくさんハンドルを回すことが必要です。普段使っている電気も同様に、限りがあることを理解し、大切に使うことが重要であることに気付くことができました。 |