校長室の窓vol16「春の交通安全運動」〜その2〜

 今回の校長室の窓は、前回に引き続いて「春の交通安全運動」に関係するお話です。
 私は、学校の玄関で朝と夕方に、児童の登下校の様子を見ることがあります。時々、保護者の方が、小学生の児童を自転車に乗せて登下校している姿が見られます。

 以下は、大阪府警察署のホームーページから、一部を引用したものです。
・自転車は原則として運転者以外の者の乗車が禁止されています。
・ただし「大阪府道路交通規則」において、例外的に運転者以外の幼児を乗車させることができる場合などについて定められています。
1.16歳以上の運転者が幼児用座席に未就学児1人を乗車させる場合
2.16歳以上の運転者が「幼児2人同乗用自転車」の幼児用座席に未就学児2人を乗車させる場合
 
 つまり、保護者の方などが、小学生の児童を自転車に乗せて二人乗りをすることは認められていません。様々なご事情があるかと思います。けれど、大切なご自身とお子さんの命と体です。
 また、自転車の二人乗りをして、加害者になることがあるかもしれません。交通ルールを守り、自分と子ども、そして他者の安全を守ることができるように、保護者の皆様には安全な登下校にご協力ください。よろしくお願いします。
             加賀屋東小学校 校長 辻 信行
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校長室の窓vol15「春の交通安全運動」〜その1〜

 今回の校長室の窓は、「春の交通安全運動」のお話です。今年は5月11日〜5月20日までの間、実施されます。
 
 交通安全運動の重点として、3点が挙げられています。
(1)こどもを始めとする歩行者の安全の確保
(2)横断歩行者事故等の防止と安全運動意識の向上
(3)自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

 (2)横断歩行者事故等の防止については、住之江区長を通して区役所のまちづくり課との連携、住之江警察との連携を進めています。
 本校の校区内では、学校の西にある交差点が、歩車分離式の信号(下の写真参照)になっています。この交差点を歩行者信号が青のときに、自転車が渡るのを本当によく見かけます。自転車は軽車両ですので、歩行者信号が青の時は渡ってはいけません。
 高校生も勢いよく渡っていたので、該当する高校の校長先生にもお会いして、高校生に指導してもらうようにお願いしました。

 (3)自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底は、「校長室の窓」vol12でもお知らせした通り、自転車を運転する時には、乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されました。

 今日の夕方、子どもたちの下校に合わせて、地域を見回りました。地域の見守り隊の皆さんが、朝の時間帯だけでなく、放課後の時間帯も見守ってくれています。本当にありがとうございます。
 子どもたちが安全に登下校できるように、これからも地域、区役所、警察署との連携を深めていきたいと思います。次回の校長室の窓vol16「春の交通安全運動」〜その2〜では、保護者の皆様に、児童のお迎え時のお願いをしたいと考えています。ご覧いただくと嬉しいです。
           加賀屋東小学校 校長 辻 信行
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校長室の窓vol14「いじめ(いのち)について考える日」

 今回の校長室の窓は、「いじめ(いのち)について考える日」(5月8日)に、私が児童朝会で子どもたちに話した内容について、お伝えします。
 まず、私が小学生の時の話をしました。
・4年生の時に、友だちをいじめたこと。
・5年生の時に、友だちにいじめられたこと。
・6年生の時に、いじめられていた友だちを助けたこと。

 次に、以下の場面について話をしました。
・もし、自分がいじめられたら。
・もし、自分がいじめをしてしまったら。
・もし、自分がいじめの場面を見かけたら。
 
 そして、子どもたちには「や・は・た」の行動ができたらいいですねと伝えました。
・「やめて」と言う。
・その場を「はなれる」。
・「たすけ」を求める。
 この3つの行動の頭文字を合わせて「や・は・た」です。いじめられた時、いじめの場面を見かけた時に、「や・は・た」の行動をすることで、いじめを防ぐことにつながります。

 いじめられている子どもが「や・は・た」の行動をすることは難しいかもしれません。ですから、いじめの場面を見かけた友だちが、「やめようよ。」といじめている子どもに伝えたり、いじめられている友だちに「トイレに行こうよ。」と言って、その場をはなれたり、先生や周りの大人にいじめがあったことを話したりすることが大切になってきます。勇気を振り絞って、そのどれか1つでもできたら、いじめられている子どもを助けることにつながります。

 最後に、谷川俊太郎さんの「いのち」という詩を朗読しました。子どもたち一人ひとりの大切な心と体、そして命。いじめがあった時には、子どもたちに寄り添い、丁寧に解決を図るとともに、いじめを未然に防止できるよう、子どもたち一人ひとりを大切に見守っていきたいと思います。
           加賀屋東小学校 校長 辻 信行


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加賀屋東の学力向上vol2「5・6年生の校外学習」

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 今回の加賀屋東の学力向上は、4月27日に実施した「5・6年生の校外学習」の様子についてお伝えします。
 奈良公園に行ってきました。東大寺や春日大社などの世界遺産の建造物を見学しました。そして、たてわり班に分かれて、オリエンテーリングを行いました。写真は、お弁当を食べている時の様子です。

 子どもたちがオリエンテーリングをしている様子を見ていると、「ハロー」、「アンニョンハセヨ」、「ボンジュール」と、外国人観光客に自分たちから挨拶をしている姿が見られました。私は「いいなあ」と思いました。子どもたちが、積極的に外国の人々と交流する姿は素敵でした。

 大阪市教育振興基本計画には、9つの基本的な方向性があります。その2「豊かな心の育成」の中の2−5「多文化共生教育の推進」には、次のような文言があります。
 「我が国や郷土の文化・伝統を尊重し、広く伝えるとともに、世界における多様な文化を理解し合い、異なる文化的背景を持つ子どもたちが、それぞれの文化的アイデンティティを尊重しながら、協働等により異なる文化を生かして身の回りの諸課題の解決を図っていくことができるようにします。」

 奈良公園への校外学習は、日本の伝統文化に触れ、その素晴らしさを感じ取るとともに、外国の人々との挨拶を通して、多様な文化を知ろうとするきっかけとなりました。
 これから世界は、多様性のある社会へと導かれていくと思います。子どもたちには、互いの良さや違いを認め合い、多様な価値観を尊重できるように育ってほしいと願っています。
           加賀屋東小学校 校長 辻 信行


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校長室の窓vol13「学習参観・懇談会」

 今回の校長室の窓は、4月26日に実施した「学習参観・懇談会」の様子をお伝えします。多くの保護者の皆様に、ご参観をいただき、ありがとうございました。子どもたちの学習の様子をご覧いただくとともに、学級や学年の様子について保護者と教員間で話し合うことができたと思います。
 
 今日、配布している「学校だより」にも書いておりますが、参観終了後に、子どもたちが校長室の前の廊下を通るときに、「校長先生、さようなら」と手を振ってくれました。その様子を見た保護者の方が、「校長室、すごいオープンやん」、「なんか、ええ感じやな。」と呟くのが聞こえてきました。ありがとうございます。
 校長室は、いつもオープンにしています。私からも、来校される保護者の方には、できる限り積極的に声掛けをするようにしています。保護者の皆様も、何か相談したいことや伝えたいことがありましたら、校長室までお越しください。お待ちしています。
 
 また、スクールカウンセラーが、月に1〜2回程度、学校に来てくれています。添付の手紙は、以前、ご家庭に配布したものです。相談は無料です。スクールカウンセラーに相談したいことがあれば、担任の先生か教頭先生か校長まで、お問い合わせください。
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