広大な場内の見学を終えて、水道記念館に戻りました。次は4つのグループに分かれて、水をきれいにする実験です。
ペットボトルに入っている淀川の水は濁っていて、フタを開けると泥臭い匂いがします。この水を細かい砂が入ったろ過装置にそそぐと、つながれたホースからきれいな水が出てきました。
次に、この水に匂いや菌の見立てとして青い色を着けて、粒状活性炭の詰められた装置の中を通します。すると、青色だった水が透明になって、ホースの先から出てきました。始めの淀川の水と比べると、砂でろ過されてゴミがなくなって透明になり、粒状活性炭の働きで泥臭い匂いもなくなっていました。
浄水場の働きのおかげで、川の水がきれいになって私達の家庭まで運ばれていることを、子ども達は学習することができました。