水にとけているものを取り出すこの実験で学んだことを活かして、海水から塩を取り出す方法について考えることができる。塩づくりの代表的な方法は2つあります。 一つは、広い塩田に海水を引き込み、太陽の熱で水分をじょう発させて塩を取り出す方法です。温暖で乾燥した地域で、古くから行われてきた伝統的な製塩方法です。こうしてできた塩を「天日塩」と言います。 もう一つは、海水をにつめて水分をじょう発させ、塩を取り出す方法です。天日塩に比べて、天候に左右されず安定的に塩を作ることができます。 お家でも、海水の入った容器を日光の当たるところに置いてじょう発させることで塩づくりができるので、やってみてください。 不思議な現象のナゾにせまる!
手回し発電機を使って電気をつくりました。他にも電気をつくれないかと、光を電気に変える光電池を使って実験を行いました。
光電池に光を当てると電流が流れることを確かめるために、豆電球と発光ダイオードをそれぞれ光電池につないでみました。光電池に光を当てると、豆電球が明るく光りました。ところが、同じように光電池につないだ発光ダイオードは、なぜか光りません。いったいなぜ? 電流の大きさを調べると、手回し発電機の時に比べ、光電池は流れている電流の量が十分でなかったことがわかりました。 豆電球と発光ダイオードのちがいについては、もう少し調べる必要がありそうです。 光電池は、「光の力」を「電気の力」に変換する便利な道具です。光源の距離や種類によって出力が変化することを理解し、光電池を効果的に利用することが大切です。 水を冷やすと普段の生活では、太陽の光が海を温めたり冷やしたりします。太陽の光が強く当たる場所は暖かくなり、光が弱く当たる場所は冷たくなる。すると、海水に動きが生まれ、これが海流の始まりになります。また、海で吹く風も、海流を作る力を持っていて、強い風が吹くと海水が押されて海流ができます。 海流には大きく分けて表層海流(ひょうそうかいりゅう)と深層海流(しんそうかいりゅう)の2種類あります。太陽の光で温められた海水が、海面を流れる表層海流と冷たい海水が、海底をゆっくりと流れる深層海流です。海流は、地球の気候に大きな影響を与え暖かい海流が流れる場所は、冬でも暖かくなります。逆に、冷たい海流が流れる場所は、夏でも涼しくなります。 また、海流はプランクトンや魚などの海の生き物も運んでくれます。だから、海流がある場所にはたくさんの生き物が集まってきます。海流は、地球にとってとても大切な役割を持っています。海流を調べることで、地球の気候や海の生き物についてもっと知ることができます。 海には大きな川のような「海流」があって、まるで地球全体をぐるぐる回っています!まるで地球の血液みたいですね。 電気のふしぎ疑問1.手回し発電機で豆電球、電子ブザー、モーターを同時に作動させることは可能か? 疑問2.手回し発電機に接続できる豆電球の最大個数は? 手回し発電機は、さまざまな機器を動かすことができます。発電量や電流の性質を理解することができました。手回し発電機でたくさんの豆電球を光らせるには、たくさんハンドルを回すことが必要です。普段使っている電気も同様に、限りがあることを理解し、大切に使うことが重要であることに気付くことができました。 わくわく・どきどきSDGsジュニアプロジェクト |
|