安心のために!GW明けのスタートです!子どもたちは元気に門をくぐっていきました。 教室に入り、荷物を整理すると、すぐに保管庫から自分でタブレットを取り出して、「心の天気」を入力します。 「心の天気」とは、晴れ!曇り!雨!と今日の朝の様子をお天気になぞって記録しています。そして、曇りや雨の子どもにはその理由を聴き取り、子どもたちが少しでも安心できるように大人のチームで関わります。 毎日続けることで、子どもたちの見えない心の様子を把握して、早期発見!早期対応!を心がけています。 といっても、これだけに依存してはいけません。大切なことは大人の目で、しかもたくさんの大人の目で、子どもたちを360度見守ることです。 学校には、教職員だけでなく、支援サポーター、学習サポーター、職員室サポーター、スクールカウンセラーなど、たくさんの大人がいます。 この大人のチームが常に「子どもから学ぶ大人」として、子どもに接すること、そして、「できないことは人の力を活用する大人」として、大人の連携を密にすることで、子どもが安心して学ぶ学校をつくることができるのです! ともにつくる!GWが明け、いよいよ本格的に今年度が動き出します。 この1ヶ月間の学校ホームページアクセス数が、なんと!4500回となりました!30日として、1日平均が150回です!児童数128名に対してのこの数字は驚きです! サポーターや地域のみなさまには、引き続き、子どもの今!学校の今!教育の今!等を発信し続けていきます。 今後ともともに学校をつくってください。よろしくお願いします。 また、本日より「家庭訪問ウィーク」が始まります。子どもたちは14時20分ごろ一斉に下校する予定です。帰宅後の過ごし方についても見守りをよろしくお願いします。 いきいき楽しむ!GW読書から一冊紹介します! この本は名古屋市教育委員会の本気の教育改革!が記された一冊! なかでも、 「教育に関わるすべての大人が、 『子どもは有能な学び手であると理解し、子どもの学びに伴走する』という子ども観を理解し、皆で共有すること」 このことを一番大切にされていることに共感しました。 また、学校関係者の羅針盤としてつくられた「ナゴヤ学びのコンパス」には、この子どもの学びに伴走する視点を3つ示しています。 1.子ども一人ひとりの思いや願いを尊重する 2.子どもと対話する 3.子どもの自分なりのチャレンジを大事にする これら3つは、本校のめざす子どもの姿である「3つの力」と合い通じるものがあります!それは、 1.自分も人も大切にする力 2.自分で考えて、行動する力 3.自分からチャレンジする力 です。 このことは、子どものみならず、大人にも通じるものです。 教職員の自律した学びが、子どもたちの自律した学びにつながるのです。 まさに、「大人が変われば、子どもは変わる」です。 明日からも、いきいきした大人の姿で子どもたちとともに学びを楽しみましょう! 自己決定力!ABC理論とは、Activating events(出来事)、Belief(信念、捉え方)、Consequences(結果)の頭文字をとった言葉です。 アメリカの臨床心理学者であるアルバート・エリスが提唱した理論で、「同じ出来事(A)が起きたとしても、それを自分がどう捉えるか(B)によって、その後の結果や行動、感情(C)は変わってくる」というものです。つまり、ABC理論のB(信念、捉え方)こそが、人間関係がうまくいかない元凶であり、今ある現実を作り上げているものなのです。 長原小学校の「3つのD」 「だいじょうぶ」「どうしたん」「どうする/どうしたい」 にも、このABC理論は通じます。 目の前の出来事に対して、「自分がどう捉えて、どうしたいのか」この「自己調整力」や「自己決定力」がこれからの時代には必要なのです。 人間関係を良好に進めていくためにも、相手の考えを尊重しつつ、自分の考えを信じて貫くこと!相手の正義も認めつつも、自己の正義とどう歩み寄り、最適解や納得解を見つけていくこと! これが変化の激しい時代には必要になります! だからこそ、「どうする/どうしたい」と子どもに常に問いかけませんか?答えは目の前の子どもの中にあります! 子どもが主体に!2024年10月から「県内の小中学校の給食費無償化」を実施するという青森県。昨年6月に同県で戦後最年少の知事として就任した宮下宗一郎氏は、教育改革や子ども施策に精力的に取り組んでおり、県内の教育課題について次のように述べている。 「私は小・中学校や高等学校に行く機会が多く、そこで常々感じていることが、教育改革や子ども施策に対する私の原動力になっています。 現場で先生、保護者、子どもの話を聞くとそれぞれに大変不満があり、昭和の教育から変わっていないのではないかと感じることが多いです。一方で、子育てにおいては相対的な貧困が進み、親も子も孤立しており、温かい地域や家庭といった昭和にあったよい部分が失われているように思います。 そのため、まず必要なのは、子どもをもっと信頼すること。そして、子どもたちを真ん中に置いてその成長を支援する仕組みを、学校・家庭・地域が連携して作ること。これは全国的な課題かもしれませんが、今の青森県にとって重要な点であると考えています。 とくに学校に最先端のテクノロジーや子どもたちに信頼を置いた教育プログラムが整っているとはいえません。子どもたちが大人になった時、今ある知識は古くなって使えなくなる可能性があります。 だからこそ、必要なのは普遍的な知識を知恵に昇華させていく力。その力を育むためにも、チョーク&トークの一斉授業に留まらない、子どもが自ら問いを立てて学びを獲得していけるような環境を整えてあげたいなと思っています。」 素晴らしいリーダーです! 現場から学ぶ姿に感銘を受けます! 「知識」を「知恵」に! 「一斉授業」を「個別最適・協働的授業」に! 「ティーチング」を「コーチング」に! 現場から変えていくしかありません!「子どもが主体」になる環境をつくっていきましょう! |
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