出し切る!曇り空の下、子どもたちは、 「いちについて!よーい!ドン!」と運動場の対角線を全力で走り抜けます! 再来週はいよいよスポーツテストです。大事なことは、今ある自分の力を精一杯に出し切ることです。 みんなの楽しそうな顔が素敵でしたよ!がんばれ!サブリーダー! 話すこと!今年も英語の先生との学びを楽しみます! あいさつでは、子どもたちも慣れたもので、自分から今の気分を英語で伝えます! 先生も子どもたちのことをよく知ってくれていて、ユーモアまじえて、子どもたちの緊張感をほぐしてくれました! とにかく話すこと!そして、失敗を恐れずに学び続けること!英語で世界がどんどん広がっていきます! とにかく触れること!子どもたちはICT得意の本校教員をゲストティーチャーに招いて、「はじめてのタブレット!」にチャレンジしました。 保管庫から持ち出すときには、両手で大事に運びます! 机の上にはそっと優しく置きます! まずは起動のためのスイッチを押します! 画面に出された自分のIDを入力します!続いて自分のパスワードを入力します! すると、自分の名前が浮かび上がり、タブレットを使ったICT学習のスタートです! 子どもたちは数字の入力に四苦八苦しながらも、先生や友だちとともに学ぶことで、だんだんとマスターしていきました。 今日が初めてのチャレンジでしたので、これからあとは慣れるだけです!どんどん触って、どんどんエラーして、どんどんやり直して、その繰り返しが大事です。まさに、失敗の数が多ければ多いほど、できるに近づきます! がんばれ!みんな! 未来を生きる子どもたちに・・・「どうせ無理」という言葉は、人の可能性を奪います。興味を持たなくなり、やる前に諦め、考えなくなってしまいます。 「だったらこうしてみたら?」という言葉は、人の可能性を広げます。やったことが無いことに挑戦し、あきらめず、より良くを求めるようになります。 植松電機は自らが思い描き挑戦していくことと、宇宙開発を通して子供達に夢を持つ勇気と自信を持ってもらうことで、人の可能性が奪われない、より良くを求める社会を目指します。 これは、ロケットチャレンジでお馴染みの植松電機社長の植松努さんの言葉です。 その植松さんの素敵なコラムを見つけました。 最近、びっくりするぐらい、先のことを考えられない人が増えている気がします。そういう人は、「すべきことを、すべて指示されてきた人達」です。 考える時間を与えられず、とにかく、びっしり、与えられた課題や、宿題や、運動を、ひたすらしてきた人たちは、思考そのものが困難になってしまうことがあります。 社会人でも、定年退職後に燃え尽きてしまう人が問題になってますが、小学校、中学校、高校と、ひたすら忙しく課題をやってきた人達は、高校を卒業したあたりで、バーンアウトしてしまうことがあります。 おどろくほど、ロボットです。相手がいて、それに反応することはできます。でも、自分一人だと、固まってしまう人達です。そういう人は、これからの社会では、ロボット以下の仕事しかできないかもしれません。 それを防ぐためには、「自主的に行動する時間」を大切にすることです。しかし、かつて、中学校が校内暴力で荒れたときに、子ども達の自由と、権利と、自信と、思考と、時間を奪うことで、学校を安定させることができたと思い込んでいる学校は、いまだにそれをやってしまいます。そういう学校は、子ども達の社会性や将来性ではなく、「学校で問題が起きないこと」が目標になっています。 そういう学校では、未来を予測できない人が育成される可能性が高いです。また、そういう学校で学んでしまった保護者も、自分の子どもを強制的に管理して育てようとして、未来を予測できない人を育成します。 未来に生きる子どもたちに何を伝えますか?何を残しますか?私たち大人の使命は何でしょうか? シェアドリーダーシップとは?本校の学校づくりを伴走していただいている「先生の幸せ研究所」の講師、大野大輔さんのnote記事、「シェアドリーダーシップの仕組み化」より、 「押し通す」で進めた改善は、「押し戻す」がいずれ起こりやすいという副作用がある・・・ 本音が共有できる心理的安全性があるからこそ、混乱期が来る・・・ じっくり、ゆっくり、でも確実に前に進み続ける組織。しかも、その方が早い。・・・ シェアドリーダーシップとは、 「職場やチームのメンバーが必要なときに必要なリーダーシップを発揮し、誰かがリーダーシップを発揮しているときには、他のメンバーはフォロワーシップに徹するような職場やチームの状態」を指す。(立教大学 石川淳氏2016) この組織こそ、本校のめざすチーム長原の大人の組織です。 「複数担当制」にしろ、「教科担当制」にしろ、それぞれの得意なことを最大限活かして、反対に苦手なことは他の人の力を借りること。こうして、「できないことは人の力を活用するする力」こそが、チーム長原のめざす教員の資質能力のひとつなのです。 |
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