〜児童のみなさんは、外から帰ったらていねいに手を洗い、病気から身を守りましょう。〜

特別授業 サイエンス・ショー(2)「飛んでいく空気の輪」

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 福岡先生が取り出した箱を、左右からパンッとはさんで叩くと、箱の穴から白い輪が飛び出て講堂の上の方まで上っていきます。
 「もっと大きい輪にするためには、どうしたらいいと思う?」。福岡先生が問いかけると、子ども達からは「箱を大きくする!」とアイデアが出てきます。実験道具が大きくなっていくたびに、子ども達の驚きもどんどん大きくなっていきました。

 福岡先生のサイエンス・ショーは、ただ輪が大きくなって楽しくなるだけではありません。「箱の穴の形が☆(星)やったら、どんな形になると思う?」や、「じゃあ穴の形がレンコンみたいたくさん分かれてたら、どんな形になるやろ?」と、不思議をどんどん膨らませていきます。そして、実際に実験をして子ども達に見せて、科学的な説明をわかりやすい言葉で教えてくださいました。

特別授業 サイエンス・ショー(1)「『あれっ、どうして』を大切にしよう」

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11月22日(金)
 2時間目が終わって休み時間になると、全学年の児童がワクワクした表情で講堂に集まりました。今から始まるのは、十三小学校で初めての『サイエンス・ショー』です。
 サイエンス・ショーをしてくださるのは、大阪成蹊大学の福岡亮治先生です。福岡先生のご専門は理科に関する教育学で、ゼミの学生さんが十三小学校でインターン研修や教育実習をしているつながりで、特別授業をプレゼントしていただけることになりました。また、福岡先生は関西の某有名テレビ番組にも数多く出演されており、その際には困っている探偵さんを理科の知識と科学の力でお助けしているそうです。

 サイエンス・ショーのオープニングは、不思議なタオルで始まりました。目の高さに持ち上げたタオルを、息で「ふっ」と吹くとタオルが揺れます。ところが、福岡先生が横を向いて吹いてもタオルがユラユラ、上を向いて吹いてもタオルがユラユラと揺れるのです。子ども達は「えーっ!」と驚くやら、「なんで?」と不思議がるやら。
 福岡先生は、「理科では、今の『えーっ』とか『なんでやろ』っていう不思議やなと思うことが大切です。そこから、もっと知りたいな、実験して確かめたいなという気持ちが生まれてきます。」と、ショーの始めに教えてくださいました。

1年生 道徳科研究授業「よい『問い返し』について考えよう」(4)

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 龍神先生には、研究授業への指導講評をしていただきました。「1年生の子ども達が目をキラキラさせていましたね。きゃあとか、わーっといった喜びや驚きの声、感覚と言葉をつなぐことはとても大切なことです」。また、道徳の1時間の授業だけで終わらせるのではなく、今回の道徳の授業で行った『素敵なものを見つけよう』という活動を、生活科の秋見つけや冬さがし、心地よい音楽を聴いたりワクワクする読書などにつなげていくと、児童の学びが広がっていくことを教えていただきました。
 続けて、授業を展開させるために大切な『問い返し』について、龍神先生とともにあらためて考えました。「問い返しには教師の意図があること」、「どういった問い返しが良いのか」、「問い返すことで児童の思考になにが起こるのか」、そして「周りの児童と共有するための問い返しとは」。龍神先生からは多くの実践経験を例にあげながら、わかりやすく指導法についてアドバイスをいただきました。

 浦先生からは、今回の教材が含まれる「感動、畏敬の念」という内容項目が、指導が難しい分野であることを教えていただきました。また、1年生の子ども達が引き込まれるアイデアと仕掛けが、授業者によって多く用意されていたことを褒めていただきました。

 スクールアドバイザーの吉田先生は、「ユニバーサル・デザインの視点を持って、授業づくりに取り組むことが大切です。3年間、十三小学校の先生方と共に道徳科の研究に携われて楽しかったです。」と、嬉しいお言葉をいただきました。

1年生 道徳科研究授業「研究授業をふりかえって」(3)

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 今年度最終にあたる今回の研究授業と研究討議会には、桃山学院教育大学の龍神 美和先生、大阪市教育委員会・総括指導主事の浦 源之郎先生、そして3年に渡る本校の道徳科の研究を支援してくださっているスクールアドバイザーの吉田 典子先生をお招きしました。
 まずは授業者が、授業づくりで工夫したことや悩んだこと、実際に授業をしての児童の反応などをふりかえって話しました。
 グループに分かれての討議では、教科書の取り扱いや教材の提示の仕方、また児童が発表をするときのスタイルなど、活発な議論がされました。

1年生 道徳科研究授業「すてきな ものを みつけよう」(2)

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 授業の後半は、宇宙船の小さな船員さん(1年生)たちに、船長さん(先生)から新たなミッションが出されます。「みなさんがこれまでに見つけた素敵なものを、絵や文でかいて報告してください」。1年生の子ども達はこれまでの思い出や、いろいろな経験をふりかえって、丁寧に報告書を描きました。
 最後は一人ずつ教室の前に出て、マイクのついたヘッドセットを着けての報告会です。

「ほうこくします。わたしの見つけた すてきなものは、にじ です。」
「わたしの見つけた すてきなものは、大きなすべりだい です。」
「夕日で くもが オレンジいろに なっていました。」

 船員さんが報告すると、素敵なものが描かれた報告書を担任の先生が黒板に並べて掲示していきます。授業が終わったときには、黒板いっぱいに素敵なものがあふれていました。

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