６年生は、もうすぐ卒業を迎えます。３月５日（水）、全校児童が講堂に集まって「卒業をお祝いする会」を開きました。１年生から５年生までの全員で準備をしてきました。
　花道を通って入場してくる６年生を拍手で迎え、代表委員会の司会進行で始まりました。最初に、代表児童による「開会のあいさつ」、続いて校長先生のお話がありました。「今日は、１年生から６年生まで全員で実施する『もう１つの卒業式』です。６年生と過ごしてうれしかったことや楽しかったことを思い出しながら、心を込めて実施しましょう。」と伝えられました。あいさつに続いて、１年生から５年生全員で歌「ありがとうの花」をプレゼントしました。

　今日は６年生の卒業をお祝いする献立でした。
「黒糖パン、あげどりのバーベキューソース、カレースープ、キャベツとコーンのサラダ、フルーツゼリー、牛乳」でした！あげどりは、ケチャップ、ウスターソース、トンカツソース、砂糖などでつくったソースを揚げた鶏肉にからませました。子どもたちに大好評！
　６年生は、小学校で食べる給食もあとわずかです。よく味わって食べてくださいね。

　２月２８日の給食は「ごはん、あかうおのレモンじょうゆかけ、さつまいものみそ汁、高野どうふのいり煮、牛乳」でした。あかうおはレモンのさっぱり風味のしょうゆだれがかかって大人気！みそ汁はさつまいもの甘みもあり、おいしい仕上がりでした。

　服を受け取った子どもたちの写真も紹介されました。配布を始める前からたくさんの方が列をつくっており、一日あたりで約５００名の方へ服を届けることができたそうです。

　最後に次のメッセージが書かれていました。

　「命を守る。気持ちを表現する。つながりが生まれる。

　みなさんが集めてくれた、たくさんの「服のチカラ」。国を越えて、現地の子どもたちの生きるチカラになっています。このレポートを見て、そのことを感じてもらえたら嬉しいです。

　困っている人たちのため、自分たちの明るい未来のため。この活動をヒントに、自分にできることを続けていきましょう！

　本当にありがとうございました！」

　全校児童へは「５年生が中心となって取り組んだプロジェクトですが、九条北小学校の児童、そして保護者の皆様にたくさん協力いただいた活動です。この感謝状は、みんながもらったものです。」と伝えました。合わせて、協力いただいた保護者の皆様へもお礼申しあげます。

　３月１日（月）の児童朝会は講堂で実施しました。最初に校長先生より、６年生が九条北小学校を卒業するまでに通う日は「１１日」、一日一日を大切に過ごしましょうと話をされました。また、１年生から５年生にとっても同じで、今の学年で、今の学級で過ごす時間を大切にしましょうとお話しされました。

　そして、「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」の感謝状が届いていることが報告され、５年生代表児童へ手渡しされました。感謝状には、次のように書かれています。

【皆様からお寄せいただいた温かいご支援は、故郷を追われ困難に直面している人々が、未来への希望を持って生きていく大きな力となります。ここに世界の難民の人々に変わって謹んで感謝の意を表します。】

　ここから５年生へバトンタッチし・・。

　届いた「フォトレポート」を写しながら、全校児童へ向けて報告してくれました。今回のプロジェクトで、約８５万着もの服が集まり、服を必要としている難民・国内避難民の子どもたちへ届けられました。服を届けた国の１つモルドバ共和国の紹介がされました。九州より少し小さい面積の国で、たくさんの難民の方が暮らしていて、その８０％が女性と子どもだそうです。服が届けられた時の様子も写真で伝えていただきました。