服を受け取った子どもたちの写真も紹介されました。配布を始める前からたくさんの方が列をつくっており、一日あたりで約５００名の方へ服を届けることができたそうです。

　最後に次のメッセージが書かれていました。

　「命を守る。気持ちを表現する。つながりが生まれる。

　みなさんが集めてくれた、たくさんの「服のチカラ」。国を越えて、現地の子どもたちの生きるチカラになっています。このレポートを見て、そのことを感じてもらえたら嬉しいです。

　困っている人たちのため、自分たちの明るい未来のため。この活動をヒントに、自分にできることを続けていきましょう！

　本当にありがとうございました！」

　全校児童へは「５年生が中心となって取り組んだプロジェクトですが、九条北小学校の児童、そして保護者の皆様にたくさん協力いただいた活動です。この感謝状は、みんながもらったものです。」と伝えました。合わせて、協力いただいた保護者の皆様へもお礼申しあげます。

　３月１日（月）の児童朝会は講堂で実施しました。最初に校長先生より、６年生が九条北小学校を卒業するまでに通う日は「１１日」、一日一日を大切に過ごしましょうと話をされました。また、１年生から５年生にとっても同じで、今の学年で、今の学級で過ごす時間を大切にしましょうとお話しされました。

　そして、「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」の感謝状が届いていることが報告され、５年生代表児童へ手渡しされました。感謝状には、次のように書かれています。

【皆様からお寄せいただいた温かいご支援は、故郷を追われ困難に直面している人々が、未来への希望を持って生きていく大きな力となります。ここに世界の難民の人々に変わって謹んで感謝の意を表します。】

　ここから５年生へバトンタッチし・・。

　届いた「フォトレポート」を写しながら、全校児童へ向けて報告してくれました。今回のプロジェクトで、約８５万着もの服が集まり、服を必要としている難民・国内避難民の子どもたちへ届けられました。服を届けた国の１つモルドバ共和国の紹介がされました。九州より少し小さい面積の国で、たくさんの難民の方が暮らしていて、その８０％が女性と子どもだそうです。服が届けられた時の様子も写真で伝えていただきました。

　最後に、「〇×クイズ」で振り返りもしてくれました。とてもわかりやすく、低学年の児童にも印象強く残ったようで、ショート劇の中で出ていたセリフ「廊下を走らない」「勉強は大事」を口ずさみながら教室へ移動している姿が見られました。運動委員会のアドバイスで、ドッジボール名人をめざしましょう！

　２月２８日（金）の児童集会は運動委員会の発表でした。発表は九条北小学校の休憩時間の様子のショート劇から始まりました。そして、動画も使いながら「ドッジボールが上手になるコツ」を伝えてくれました。まずは「ボールの投げかた」から・・。良くない例は「１．右手と右足が出ている」「２．体がまっすぐになっていない」「３．腕がのびていない」です。できるポイントは「１．ボールをしっかりと持つ」「２．右手で投げるときは、左足を出そう」「３．投げたい方を見る」です。次に「とるときのコツ」は・・。よくない例は「１．ボールを見ていない」「２．腕がのびてしまっている」「３．腰が後ろにいってしまっている」です。できるポイントは「１．手を下のほうにかまえる、少ししゃがむ」「２．ボールの方を見る」「３．下からすくい、抱きかかえるようにとる」だそうです。

　授業の初めに、２年生の教室から元気な歌声が聞こえてきました。今日は、歌のテストのようです。発声練習を兼ねて歌を歌っています。手ぶりも加えながら、とても楽しそうに歌っています。最後も、決めポーズ！！