教職員研修(1)「探究的な学び」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回の教職員研修には、大阪教育大学・大学院教職実践研究科で博士(心理学)・特任准教授を特任准教授をされている四辻伸吾先生をお招きして、「探究的な学び」と「学級経営・集団づくり」をテーマにお話をしていただきました。 「万博に初めて行ったときはパビリオンがうまく回れなかったり、食事をするのに時間がかかったりしてしまいました。そこで、2回目に行く前には事前にパビリオンをいくつか予約したり、食事をするお店を調べたりして、一日の予定をしっかり考えていきますね。こういった行動も『探究』をしていると言えます」。研修会の始めに、興味や関心をもつことが探究には大切であることを四辻先生に教えていただきました。 また、探究的な学びの「課題の設定」や「情報の収集」、「整理・分析」、「まとめ・表現」のサイクルでも、それぞれの活動において児童が必然性を感じなければ良い探究につながらないとご指導をいただきました。 人が他者に「伝えたい」と思うときはどんなとき?「聞きたい」と思うときはどんなとき?など、コミュニケーションの原動力となる気持ちや意識について、グループで意見を交流しました。 教職員研修「教育DXの未来へ向かって」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() iCTの研修会に参加した教員が講師となり、教育DXの伝達研修会を行いました。まず始めに文科省が掲げる教育DXの指針を振り返り、学習者用端末などのICT機器をそれぞれの学級でどれくらい活用しているかを確認しました。現在、活用できていることと、まだ取り組めていないことが明確になり、2学期以降の目標ができました。 また研修会の後半には、これから中学校や小学校で導入されるCBTテストについて説明がありました。また、個別最適な学びに活用できるソフトの紹介と、児童の役になって実際にソフトを試してみました。 教職員研修「ヤングケアラー」![]() ![]() ![]() ![]() 近年、社会問題の1つとしてあげられることもある「ヤングケアラー」。淀川区子どもサポートネットでスクール・ソーシャルワーカーをされている山田様をお招きして、ヤングケアラーについての研修会をしていただきました。 家庭の中で家事やきょうだいのお世話、介護や精神疾患を持つ親などのケアをしている中学生は、大阪市の調査では9.1%もいるそうです。ヤングケアラーで悩む児童や生徒は、教育を受ける権利や遊ぶ権利、社会保障を受ける権利など、子どもの権利を侵害されているかもしれません。 子ども達の様子に目を配り、ふだんから気配りと声掛けをして、話せる人間関係をつくっておく。児童と関わる教職員として、これからも心掛けていきます。 教職員研修「ビジョン・トレーニング」(2)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 北出先生が見せてくださるお手本に続けて、研修会の参加者もペアになってビジョン・トレーニングを体験しました。 体幹の体操や眼を動かすビジョン・トレーニングをすると、体も頭もすっきりします。こういったトレーニングが運動だけでなく、学習にも良い効果をもたらすということが感じられました。2学期からは朝の会の時間や、授業の始めの時間を使って、体操やビジョン・トレーニングに取り組んでいきます。 教職員研修「ビジョン・トレーニング」(1)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日の研修会には、米国オプメトリードクターの北出勝也先生をお招きし、『ビジョント・レーニング』の研修をしていただきました。北出勝也先生はビジョン・トレーニングの第一人者として知られ、視覚機能の発達を通じて子どもの学力や運動能力の向上をサポートされています。オリンピック選手への指導や教育現場での研修などの実績も多く、発達障害や学習障害のある子ども達への支援にも力を入れておられます。 「スマホやゲーム機は狭い範囲しか見なくなるので、最近は眼を上手に動かせない子が増えてきています」。眼を動かすトレーニングをすることで視覚機能全体が向上し、スポーツに役立つだけでなく、学力の向上にも効果があるという実践を教えていただきました。 |
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