全校児童集会では高学年がこれまでの経験を活かして、計画から準備、後片付けまで下級生をひっぱる場面がたくさん見られました。
　また、お店番をしているときも、お客さんになって回る時も、１年生や２年生の子ども達に優しく声をかけてお世話している姿も見られました。
　縦わりで異学年交流の魅力を味わって、素晴らしい経験をすることができたと思います。

　それぞれのお店で６年生が中心になって、ゲームを工夫したり、楽しい飾り付けをしたり、アイデアを出し合って準備がされています。
　お客さんだけでなく、お店番をしている子ども達も学年に合わせた役割をこなして、とても楽しそうでした。

（上）４班　ボウリング
（中）５班　おばけやしき
（下）６班　魚釣りゲーム

　６つの縦わり班ごとにお店を出し、それぞれの班を前半と後半に分けてお店番とお客さんを交代します。
　チャイムが鳴ると前半のお店が始まります。さっそく校舎のあちらこちらでお店を宣伝するにぎやかな声と、お客さんの子ども達がゲームを遊んでいる声が聞こえてきました。

（上）１班　しゃてき
（中）２班　輪投げ
（下）３班　箱のなかみは何でしょう

６月１３日（金）
　決して狙ったわけではありませんが、今年度の全校児童集会『十三わくわく商店街』はピッタリ１３日の開催となりました。これまでなかよし班活動でお店の準備を進めてきたので、子ども達も朝から楽しみにしている様子で登校してきました。
　まずは講堂に全員で集まって、開会式を行います。児童会の子ども達が進行し、今年のめあて「思い出に残る笑顔あふれる十三わくわく商店街にしよう」や、お店を回る時の約束などを確認しました。

「先生と児童とのつながりは『燻蒸感化』です。先生の人となりや優しさが、燻されるようにじんわりと子ども達に染み込んでいく。今日の４年生の授業を見ると、ふだんから担任の先生が思いやりを持って子ども達を育てていることが伝わってきました」。
　講師としてお招きした丸野先生から、まず始めに教師と子ども達との関わり方の大切さについて教えていただきました。

　続けて指導助言として、『探究的に学ぶ子ども』を目指すときにポイントとなることについて、具体的な児童の学びの姿を例にあげながら、研究に役立つご指導をいただきました。また、探究的な学習を取り入れた授業づくりをするときに気をつけることや、学びを支える教師の役割についてもお話をしてくださいました。

　今回の研究授業で学習計画に沿って、これから４年生の子ども達が探究的な学習を進めていきます。その学びの様子も継続して記録していきたいと思います。