ピース大阪では、大阪空襲を中心に戦争の悲惨さを伝える資料や写真、展示物がたくさん置いてあります。子どもたちは１トン爆弾や焼夷弾のレプリカを見て『これが空から落ちてきたのか』ととても驚いていました。６年生は今、平和学習をしています。教室ではどうしても教科書中心の学習となってしまうので、この見学を通していろいろなことを感じ取ってほしいと思います。

大阪城にある桜並木道を通ってピース大阪に向かいました。桜並木は春になると満開の桜でいっぱいになります。今は小さなつぼみです。厳しい寒さに耐えて少しずつ成長しながら春を待っています。ピース大阪に到着すると、まずはお弁当タイムです。お腹が空きましたね。館内の施設を使わせてもらえたので寒くないし、貸切りなので広々快適です。子どもたちの会話も弾んでいます。

フロア毎にそれぞれの時代に分けて紹介されています。子どもたちは大正末期から昭和初期の町並みの様子や生活の仕方に興味を持ったみたいです。どことなく華やかでにぎやかな雰囲気や当時の暮らしが想像しやすかったからかもしれません。道頓堀や千日前は劇場の街だったことを知って『だから吉本新喜劇があるんかぁ』とつぶやいている子がいました。子どもたちは見学を通して、現在の大阪の発展ぶりを改めて感じているようでした。

今日は６年生の子どもたちが社会見学に来ています。［大阪歴史博物館］と［ピース大阪］を見学します。まずは大阪歴史博物館です。各時代の大阪の移り変わりや人々の暮らしの様子などを学ぶことができます。『これ授業で習ったやつや』『実は結構興味あるねんな』…、子どもたちは思い思いの感想をもらしながら意欲的に展示を見て回っています。奈良時代の衣装をまとった人形とも、はいポーズ！子どもたちは上から見下ろす大阪市内の絶景な展望にも感嘆の声をあげて見入っていました。

3時間目に5年生が体育で跳び箱に取り組むようです。まず初めに担任の先生が準備の指示をしています。運び方、設置場所、向きなど細かく指示しています。このきめの細やかさが事故を防ぐことにつながります。子どもたちもしっかりと指示を聞き、協力して準備しています。担任の先生との絆を感じますね。