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思いやりの心を学ぶ 【1年生 福祉体験】

 1年生では先週より『福祉学習』を行っています。

 2時間目となる今日は、実際に車いすで生活されている方や、目の不自由な方の立場に立って、その気持ちを少しでも理解しようと、西成区社会福祉協会の方々のご協力のもと、車いす・アイマスクの体験を行いました。

 車いす体験では、車いすで校舎周りの段差を乗り越えたり、階段に見立てた段差を越えるために、車いすを4人で持ち上げ移動させるなどの体験をしました。

 アイマスク体験では、アイマスクをつけた状態で友だちの誘導をうけ、校舎内を1周歩いて回ったり、『鉛筆をケースにしまう』などの指令をクリアしていくというものでした。

 体験の最後には、視覚障がい者の方が生活される上で生じる困難や、そうした困難が生じないように、普段使っているシャンプーや牛乳パックなどの製品に施される工夫などについて講話をいただき、子どもたちにとってたくさんの学びがある1日になりました。

 ご協力いただいた西成区社会福祉協議会のみなさん、地域の皆さん、本当にありがとうございました!
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岩手県大槌町との『心の交流会』

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 1月9日、岩手県大槌町から高校生・大学生、おらが大槌夢広場のスタッフの皆さんが西成視察に来られました。

 岩手県の沿岸部に位置する大槌町は東日本大震災により大きな被害を受けました。これまで鶴見橋中学校の生徒・教職員が何度も訪れるとともに、一昨年の秋には今回の視察の企画をされた《一般社団法人おらが大槌夢広場》の代表理事である臼沢和行さんをお招きし、『いのちの講話』を行っていただきました。

 今回、昨年夏に再度大槌町で交流したことがきっかけとなり、3日間、西成に来られることになりました。地域の関係諸機関のご協力のもと、
西成の地域や歴史、そこでの人々の暮らしや実体験を学ぶとともに、学校近くの市民交流センターにしなりの子ども食堂で、きずなクラブや小学校との交流、鶴見橋中学校で子防プロメンバー、卒業生との交流会を行いました。
 
 子防プロリーダーによる企画・進行で、活動の発表や交流を行うとともに、鶴中の卒業生の先輩からの話、今回の責任者であるおらが大槌夢広場の東梅さんによる講話、参加された皆さんからの話をしていただきました。

 3年生はそれぞれの進路に向けて、また1,2年生にとってはチャレンジテスト直前の忙しい時期でしたが、大変実りある取組でした。参加したメンバーにとって忘れられない貴重な時間になったと思います。

 岩手と大阪、距離は遠いですが、これからもお互いのことを想い、
《心の交流》を続けていきたいと思います。

大槌町からお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

子防プロ防災出前授業 長橋小学校へ

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1月9日(土)に子ども防災プロジェクトチームのリーダー6名が長橋小学校の土曜授業で『いま、わたしたちにできること』をテーマに発表をおこないました。

(1)2015年東北に行った人からのメッセージ動画で防災を東北から学ぶ
(2)防災クイズに参加してもらって防災を楽しく学ぶ
(3)「音楽部チャリティーコンサート」・「70期生ひまわりプロジェク
  ト」・「生徒会ハッピータイム」の取り組みの紹介

 この3つを通して普段から家族や友だちとのつながりを大切にすること、自分の特技やできることを活かしていくこと、震災を忘れないこと、いのちを大切にすることを伝えました。

 発表の後半には《長橋小学校ちびっこ防災プロジェクトチーム》の皆さんとのコラボレーション会議の成果も発表することができ、鶴中子防プロ×長小ちびプロの新たな一歩を踏み出すことができました。

 発表に参加したリーダーからは「長小のみんなが良く聞いてくれてうれしかった」「来年の発表もやりたい」などの感想が聞かれ、発信することで自信につながり、自分自身を高めていくきっかけになったように思います。

 発表をするにあたり、長橋小学校の先生方にはお世話になりました。
ありがとうございました。

ユネスコスクール日中交流会

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 ユネスコスクール(ASPnet)のESD(持続可能な発展学習)活動の一環として、中国の小・中学校、高校の生徒のみなさんが鶴中に来られました。音楽部の演奏、お互いの活動の発表、仲良くなるためのゲームなど、とても有意義な時間になりました。

がんばる先生支援 長崎視察

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 がんばる先生支援事業の一環として、1月5日(火)〜6日(水)に教職員2名で長崎県の視察を行いました。本校の教育の柱である「人権防災教育」について、さらに高みを目指すことを目的に、「尊い命」を守るために行動できる生徒を育てるために現地で平和教育を学ばせていただきました。

 現地ガイドの方に、永井 隆博士ゆかりの如己堂、浦上天主堂、原爆資料館などを案内いただき、原爆投下時の被害の状況やその後の長崎の町の復興、平和を希求する歩みを学ばせていただきました。また、市内各地に被ばく遺構、被ばくにより亡くなった方々への鎮魂と永遠の平和を願う碑を巡らせていただきました。

 2日目は平成26・27年度長崎市教育委員会より「平和教育」の研究指定校として、取り組みを進めておられる長崎市立淵中学校を訪問させていただきました。
 研究主題として「平和を希求し、よりよい人間関係を築くことができる生徒の育成〜かかわり合い、学び合い、支え合い、高め合う活動を通して〜」とされており、日々の学校生活の中でのかかわりを通して自分を磨き伸ばしていく姿から、未来へ向かって、広い視野をもち平和を希求する姿へつながっていくことを目指して取り組みをすすめておられます。

 長崎市内中学校で唯一の被ばく遺構のある中学校として「平和は淵中から」を合言葉に、「直接的な平和教育」と「間接的な平和教育」を推進してこられて、様々な教育活動を通じて、研究副主題は教職員にもおよび、生徒とともによりよい人間関係を築くことにつながり、生徒どうしのかかわり合い、学び合いから学力向上へつながる相乗効果もあったとのことでした。

 生徒の委員会活動として平和部、FPKO委員会(淵中いじめ対策委員会)の活動のお話もいただき本校の活動にも取り入れていきたい内容をご享受いただきました。

 淵中学校は平和教育、鶴見橋中学校は人権防災教育から切り口は違うけれど最後は「いのちの教育」なのだと最後にお話をしたのが印象的で、視察での学びを今後の教育活動に活かし、これからも「いのちの学校」としてさらに高みを目指していきたいと思います。

 冬休み中にも関わらず、視察を受け入れてくださった淵中学校の先生方、本当にありがとうございました。
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