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第2回大阪880万人訓練

今日は大阪府・大阪市・堺市合同主催の《大阪880万人訓練》にともない、鶴見橋中学校でも学校全体で避難訓練を行いました。
11時の緊急地震速報の後、各場所で自分の身を守る行動を行いました。3分後、大津波警報の発令に伴い、4Fのオープンスペースに避難しました。
その後担当教員から緊急速報についての映像、先月訪れた東北での学びを話しました。
「風、水、火の被害はどこにでも起こる。被災地に来たと思わないでほしい。いつどこが被災地になるかわからない。」宮城県で教えていただいたメッセージを全員受け止めてくれました。
今回通常の避難訓練ではなく授業中の取組だったこともあり、特別教室や体育館からの避難でしたが、全員素早く集まり、真剣に話を聴くことができていました。
また3年生女子はプールの授業だったので、担当教員のもと、別で訓練を行いました。

先月訪れた宮城県では多くの尊い命が失われました。「震災前は先生のいる教室からの避難訓練しか行っていなかった。震災当日は放課後でバラバラになっていたためどのように避難してよいのかわからなかった。そのために犠牲になってしまった仲間がたくさんいた。」と本当につらい思いを現地の方から直接お聴きしました。今回の訓練を機会に真剣に行動をすることはもちろんのこと、想定外の場面でも自分で判断し、瞬時に最善の行動をとれるようにしていきたいと思います。

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1年生 「命の授業」

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1年生は命の授業を受けました

自分が生まれてきたとき、周りの人はどんな気持ちだったのでしょうか?
「喜んだ」「嬉しかった」そんな答えがありました。みんなの誕生した瞬間に幸せを運んできくれたのです。

そして、人との絆について。手をつないだり、生きている友だちの音を感じたり…。ちょっと照れくさそうでしたが、隣りの友だちの命を感じることができました。

最後に、猿渡瞳さんの話を聞きました。13歳で、骨肉腫を発症した瞳さんは、病気になってあらためて「命の大切さ」に気が付きました。そして、元気な私たちに、「今をしっかり生きてほしい」「いじめで大切な命がなくなるなんて許されない」とメッセージを残してくれました。


1年生の感想の一部です
「命を大事にしないといけない。人生を大切にして、友達と喧嘩とかせず大事に過ごしたい」
「いじめは絶対にしない」
「病気になったのに人のことを思いやったり…瞳さんはすごいと思った。1日1日を大事にしたい」
「自分の命はいろんな人がつくってくれたとわかったから大事にする」
「瞳さんが最後まで生きたいと思っていた。自分も頑張る」
「命がとても大切だとわかった。死ねとか、絶対に言わない」
「出会いは人と人がプレゼントを交換することっていう言葉がとても心に残った」


勝間南瓜収穫祭♪

今年度も勝間南瓜が収穫の時を迎えました!
今年6月に子防プロの手で定植された“なにわ伝統野菜 勝間南瓜”
いざというとき、みんなの“いのち”を守る保存食となるようにと願いを込めて大切に育てられてきました。
昨年よりも実は少し小ぶりですが、合計6つもの実がなりました。収穫された勝間南瓜はもしもの時の保存食として保管し、今年11月の防災合宿でも活用したいと思います!
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本校のユネスコスクールとしての取組について

 本校の命や防災の取組について、ユネスコスクールESD優良実践事例集・ESD大賞へ応募した結果、全国多数の応募の中から優良実践事例として選定されました。これは、ユネスコスクール全国大会などで配布される「ユネスコスクールESD優良実践事例集」へ掲載され、また、文部科学省から「認定書」を授与されることになっています。事例集や認定書が届いたらまた詳しいこともお知らせしたいと思っています。

東北視察(その5)

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 最後の3日目が無事に終了しました。

 本日のテーマは「つながり」です。
宿泊先の宝来館で、朝食後ロビーで女将さんに語り部をしていただきました。
実は昨年、この旅館に宿泊した際に、女将さんのお話を撮影させていただき、映像を編集したものを今年の3月の避難訓練前に全校生徒に紹介しました。

 「1000年に一度の経験をしたみなさん。何かの縁でこの時代に生まれました。同じ世代の仲間として、ここの子どもたちと一緒に世界を助けられる人間になりましょう」
とにかく熱くそして前向きなメッセージをいただきました。その作成したDVDをお礼としてお渡ししたところ、すぐに映像を流してくださいました。
岡山県から来られていた中学校の生徒の皆さんや、宿泊されていた皆さん、そしてご本人の前でその映像を流していただきました。
お礼を込めてのはずが逆に感謝していただき、心から喜んでいただきました。

 「このような取り組み、そして私たちのことを忘れず、語り継いでいただいているみなさんに、本当にこちらが感動をいただきました。」
と身に余るメッセージをいただきました。

 「2019年に釜石でラグビーのワールドカップを実現したい。その事で世界中から私たちの町に訪れてほしい。だからその時はみなさんも一緒に手伝ってください。」
一点の曇りもない女将さんの言葉に、参加された全員心を揺さぶられました。終了後参加されていた岡山県の中学生とも言葉を交わし、またひとつ「つながり」が増えました。
たったひとつの旅館からどんどんつながりが増え、日本中、そして世界中に女将さんの思いが広まっていく。そんな夢のような話が現実になっていくと感じました。

 昨年はこちらが一方的に教えていただいただけでしたが、今回は感謝をいただいたことで、少しでも恩返し出来たようなら幸いです。

 その後宝来館を後にし、釜石駅前にある「復興の鐘」に行き祈りを捧げました。
午後からは宮城県に戻り、16m以上の津波を観測した女川町地域医療センター周辺、女川中学校の生徒さんの活動で建てられた「いのちの石碑」を訪れ、東北を後にしました。

 たった3日間でしたが、防災だけでなく鶴見橋中学校が大切にしている「命の大切さ」「人と人のつながり」「日常の見直し」について、何年分も学ばせていただいたような気がします。
今回移動中をはじめ、2日間の宿泊先で夜遅くまで教職員・生徒関係なく、全員が一つになって今回の学び、鶴見橋中学校の未来について語り合いました。

 また今日から2学期が始まります。この3日間でいただいた貴重な「時間」を必ず学校・地域のみなさんに返していきたいです。

 最後になりましたが、この3日間を企画・応援していただいたみなさん、東北でたくさんの出会い・学びをいただいたみなさん、本当に本当にありがとうございました。

 2学期からも何事にも「全力投球」で頑張っていきます!!


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