6年生が朗読の学習をしています
- 公開日
- 2015/04/27
- 更新日
- 2015/04/27
校長室から
4月27日
6年生が朗読の学習をしています。その中に谷川俊太郎さんの「生きる」という詩があります。紹介します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
生きる
谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ日がまぶしいということ
ふっとあるメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そしてかくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬がほえるということ
いま地球がまわっているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまブランコがゆれているということ
いまいまがすきていくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくといういこと
海はとどろくということ
カタツムリははうということ
人は愛するということ
あかたの手のぬくみ
いのちということ
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
さて、この詩は5連からできていますが、第6連を自分で考えてつくってみてください。
【第6連 自分で「〜〜〜〜〜〜〜〜〜こと」の部分をつくってみてください】
生きているということ
いま生きているということ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜こと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜こと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜こと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜こと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜こと
※自分でつくった人は、校長先生に聞かせてくださいね。