聴導犬を知っていますか?
- 公開日
- 2015/11/16
- 更新日
- 2015/11/16
校長室から
11月16日
皆さん、犬は好きですか?
家で飼っている人もいるでしょうね。「犬も家族と同じです」という人もいます。ところで、盲導犬を知っているでしょう。目の見えない人の目のかわりをしてくれる犬です。信号も守って、飼い主を安全に導く訓練を受けています。
このような特別な訓練を受けて障がいを持っている人の役に立つ盲導犬は、人と同じように、飼い主と一緒に電車やバスにも乗っても構いませんし、デパートや飲食店に入ることもできます。知っていましたか?
では、「聴導犬」という犬を知っていますか?耳の聞こえない人のために役に立つように訓練された犬です。飼い主に音を知らせる犬です。耳が聞こえない人は、非常ベルが鳴っていても聞こえません。非常ベルが聞こえないと大変ですよね。なので非常ベルが聞こえると飼い主に危険を知らせるのです。他にも電話の音やドアのノックの音、目ざまし時計の音を飼い主に知らせます。それから、赤ちゃんの泣き声も知らせることができるそうです。なぜ、赤ちゃんの泣き声を知らせなければならないか分かりますか?子どもを育てる親にとっては、赤ちゃんからの鳴き声に気づくということはとても大切なことですよね。
この聴導犬も盲導犬と同じように、飼い主と電車やバスにも乗っても構いませんし、デパートや飲食店に入ることもできます。これらの盲導犬や聴導犬は、国の法律でそれが認められているのです。
ところが、先日、この法律を知らなかったお店の人が入るのを断ったということがあったようです。断られた人は、どんなにショックを受けたでしょうか。
皆さんは、ぜひ、知っておいてくださいね。