今、ゲーム脳より読書脳を育てよう!
- 公開日
- 2015/11/24
- 更新日
- 2015/11/24
校長室から
11月24日
皆さんの心はどこにありますか。指でさしてください。
そうです。頭の中、つまり脳にありますね。皆さんが今、頭の中で考えていることや心で思っていることは、すべてこの脳のはたらきによるものです。
脳には、読書をよくする「読書脳」とゲームばかりする「ゲーム脳」があるそうです。皆さんの脳は、どちらでしょうか。
今日は、皆さんは今、読書脳をつくることがとても大切だというお話をします。読書脳というのは、読書をすることで、文字や絵を見てそれを想像したり考えたりする活動を通して、ゆっくりと脳の細胞を育てて作っていく脳のことです。脳の成長盛りの子どもの頃にゆっくり脳細胞を作るのは、脳にとってとても良いことなんです。
一方、ゲーム脳というは、映像に素早く反応して結果をだす。そんな活動を何回も繰り返す。そこには、人を傷つけたり攻撃したり破壊したるするシーンがたくさんあります。そうしたことは、脳を興奮させ刺激することにはなりますが、ゆっくり脳細胞を育て作っていくことにはなりません。作っていくどころかむしろ破壊していくとまで言われています。
皆さんの中に、ゲームばかりしている人はいませんか。急にイライラしたり、乱暴な行動に出てしまったりする人は、ゲーム脳によるものかも知れませんよ。
今、成長盛りの子どもである皆さんには、将来、大人になるために、ゆっくり時間をかけてたくさんの本を読み、しっかり脳細胞を作っていくことがとても大切なんです。そして読書脳を作っていくことで、脳つまり心も鍛えていくことが一番大切なんですよ。