9月17日 「どれが遠くに流れるかな?」《理科》 【5年生】
- 公開日
- 2014/09/17
- 更新日
- 2014/09/17
校長経営戦略予算
運動場の砂を「1mmほどのメッシュの茶こし」と「お茶の葉を入れるお茶パック」で大きさごとにふるい分けしたものを準備しました。
「目の前の砂,3種類ありますが,ちがいは何かな。」
と問いかけると,
「大きさがちがう。」
というのがすぐにわかりました。
粒度(大きさ)ごとに大きいものから順に,れき・砂・どろということを教えました。
「さて,この3つを混ぜて,水を流します。どれが一番遠くまで流れるか予想してみよう。」
と投げかけました。自分の考えをノートに書き,それぞれの考えを教材提示装置で投影してみんなの考えを確かめました。
「れきが一番遠くまで運ばれると思う。」
「砂やどろは水をすうので,その分重くなって流れにくくなる。だけどれきは重いけれど水の重さがない分れきが一番遠くに流れる。」
「れきが最後になると思う。前の実験のように,どろが一番に流れると思う。砂は中ぐらいだと思う。」
と,予想を発表しました。前に学習したことを活かして考えられたことはすばらしいです。
では,実験開始。
洗浄瓶に入れた水を少しずつ土砂(れき・砂・どろを混ぜたもの)にかけ,全体を湿らせます。すると,なだらかな坂を川のようになった水とともに土砂が流れていきます。
「どろが一番遠くまで行きました。」
「予想通り,れきが一番動いていなくて,砂が真ん中ぐらい,泥が一番遠くまで流れた。」
「つぶが小さいものが一番遠くにながれることがわかった。」
「どろが一番軽い。だから遠くまで流されやすい。」
と,結果やわかったことをまとめることができました。