わくわく豊崎

2月9日 「能楽体験(4) 〜仕舞〜」《総合》 【4年生】

公開日
2015/02/09
更新日
2015/02/09

わくわく豊崎

 能楽体験も4回目です。仕舞のグループは,「老松」の謡を謡いました。

◆大きな声で謡うこと
◆姿勢をよくすること
◆神聖な能舞台(檜舞台)に立つことは、日頃の自分と違う自分になること

などを意識しながら,堂々と発表できるようにしました。

 動画は,すり足の稽古と立つ,座る所作の稽古です。歩くときは,後ろから引っ張られているような感覚で歩きます。稽古の回数も重ねてきたこともあり,なかなか様になってきました。

 能舞台に出入りする際の「切戸口(きりどぐち)」を通って,出入りの稽古もしました。座り方,扇子の持ち方など,さまざまな所作があります。

○次の動作に移るときに止まる。
○体の向きや視線をまっすぐ向く。

 すり足だけのときは,体の姿勢を意識して歩けますが,仕舞を舞うと,なかなか難しいです。
 体育などでも,イメージトレーニングが大切ですね。 


 今日は,小鼓のグループが仕舞の稽古に参加しました。
 能面をつけてすり足で歩く体験をしました。
「見えにくい。」
「鼻の穴からも見える。」

 能面が正面を向くように,姿勢をよくする必要がわかりました。
 また,能面が傾くと,表情が変わります。
「あっ,悲しそうな顔や。」
「今度は怒っているみたい。」
能面の傾きで表情の変化をつけることもわかりました。