2月9日 「能楽体験(4) 〜小鼓〜」《総合》 【4年生】
- 公開日
- 2015/02/09
- 更新日
- 2015/02/09
わくわく豊崎
小鼓のグループは,3グループに分かれて稽古です。1グループが小鼓を打ち,2グループが謡を謡います。
小鼓のグループが本番と同じような並び方で「高砂」の謡を謡いました。
謡を謡うのが2グループになるので,人数が少なくなります。能楽堂は広いため,もっと大きな声を出す必要があります。しっかり声を出しましょうね。
「ツ。ホーッ。」「ポン」
「ツ。ヨーッ。」「ポン」
『ミツジ』の復習もしました。
切戸口を通って能舞台に立つまでの出入りの稽古や,入れ替わりの仕方も教わりました。
先日,ホームページでもお伝えしたように,能舞台は屋外に建っています。舞台に立てば,何があっても途中ではやめません。また,カラスなどが能舞台に入ってきたとしても,能をやめることはないそうです。
能舞台に立てば,動かないということも,再度教えていただきました。
仕舞のグループも,今日は小鼓を体験しました。
○大鼓,太鼓,小太鼓,笛などの楽器があること。
○小鼓は仔馬の革を使っている楽器であること。
○小鼓の胴には,よい音が響くように,蕪などの「音(ね)」と「根」をかけた蒔絵が描いてあること
などを教えていただき,実際に小鼓を構えて打ち鳴らしてみました。