1月28日 車いす体験 その1 【3年生】
- 公開日
- 2014/01/28
- 更新日
- 2014/01/28
わくわく豊崎
昨日,北区社会福祉協議会から車いすが届きました。運動場から体育館へ搬入していたので,ちょうどその時間に体育をしていた子どもたちは,いつ授業があるのかと心待ちにしていたようです。
1時間目に,車いす各部の名称と基本的な使い方のガイダンスをしておきました。
給食を終え,いつもなら運動場でドッジボール,お楽しみの昼の休憩時間ですが,みんな体育館にやってきてセッティングをしました。こんな時の行動力は本当に素晴らしい。
車いすは計6台。6班にわかれていよいよ車いす体験の始まりです。
段差はキャスターを上げ…
「うわっ!」
あらかじめ分かっているのに,うき上がる感覚が恐怖感を伴ったようです。
段差に大車輪が着いたらキャスターを段差の上におろします。そして,段差に大車輪を押し付けるようにして押し上げます。
………
持ち上げようとしてうまくいきません。
体を押し付けるようにして,押し上げることを意識すると,うまくいったようです。
小さな段差が続くところでは,キャスターを上げ,45度の角度を保ちながら,少し勢いをつけて押すことにより通り抜けることができます。
乗っている子から,
「こわい。」
の声。
角度をつけることはあらかじめ分かっているのにやっぱりこわかったようです。
踏切板1枚の高さなのに,坂を押すのは苦労しています。
介助役と利用者役,コミュニケーションの大切さも分かってきたようです。