1月31日 能楽体験(2) その3 【4年生】
- 公開日
- 2014/01/31
- 更新日
- 2014/02/03
わくわく豊崎
久田先生から,小鼓のルーツについて教えていただきました。
アフリカの楽器(鼓に似たもの)は,脇に挟んで音程を調整します。
日本の小鼓は,調緒(しらべお)を握り,締めあげることで音程を調整します。
調緒の握る力を変えることで,
「ドレミとはちがうけれど,音は変わるよね。」
「ほんとだ!」
と音のちがいを感じていました。
また,小鼓に敬意を表すために,小鼓にも
「よろしくお願いします。」
とあいさつしました。また,必ず手を洗ってから小鼓を手にすることも教えていただきました。
演奏前に革に息をかけて湿度を調節することや,天候に合わせて調緒の締め具合を変えることなども教えていただきました。
まずは左手をグー,右手をパーにして練習しました。
実際に小鼓をもってみて,
「もってみてどうですか?」
「むずかしいです。」
とインタビューを受けました。
手首のスナップをきかせて,音をならしてみます。小鼓を持つことや打つのが難しく,取材もあってか,子どもたちは緊張していました。
「手のひらが残ったままだと,音が響かないです。」
「打った後,手をはなします。」
「指先をはね返して,振動を伝えて音を響かせます。」
「『ポ』は,5本の指で。『プ』は右手の人差し指で打つ。『チ』は,薬指で。さっきより高いね。『タ』は,中指と薬指の2本で打ちます。」
と,4種類の音の打ち方を教えていただきました。