今年も白熱!! そして感動の… 運動会!!(中学部)
- 公開日
- 2021/09/24
- 更新日
- 2021/09/24
お知らせ
『みんなが一生けん命全力で
思い出に残る運動会!
皆強者であれ』
結論から言うと、児童会と生徒会が協力して決めた上記スローガンの、まさに“そのとおり”の運動会となりました!!
昨年度の運動会も素晴らしいものでしたが、今年の運動会はそれに輪をかけてさらに素晴らしい運動会だったと言えると思います。
まずは開会式。
堂々とした入場行進。みんな胸を張って、しっかりと腕と膝が上がっていました。式中の挨拶や選手宣誓の場面では、全生徒が一糸乱れぬ所作。ラジオ体操では、手の指のその先端までピシっと伸びていました。
あまりの素晴らしさに、開会式からもうすでに感動…!
そして競技が始まれば、みんなとにかく“一生けん命全力で”走る、運ぶ、跳ぶ、つく、押す、つなぐ、そして…踊る!!
緊急事態宣言中ということで保護者の方の観戦はかなわなかったのですが、全競技で死力を尽くす姿を見ていると、保護者のみなさんが全力で応援している声が、頭の中に聞こえるくるような錯覚も!!
観戦できたのは、教職員や弘済みらい園・のぞみ園の職員の方など限られた範囲とはなってしまいましたが、きっと生徒のみんなにとって十分に“思い出に残る”感動的な“運動会!”になったと思います。
競技の最終結果は、小学部・中学部ともに今年は白組が勝利となり、総合優勝も白組。昨年とは真逆の結果となりました。でも、どの競技でも、どのような状況でも、誰一人途中であきらめたりせず、最後まで全力で競技・演技したという意味で、“皆強者”であったと思いますし、全員が「勝者」でもあったと思います。
ちなみに特に弘済中生らしい印象的なシーンを一つ。それは100m走でのこと。100m走は紅組・白組の選手が1vs1の形で競争するのですが、2年生男子同士の競争で、両組の選手がたまたま交錯して2人とも転倒するということがありました。そこで先に立ち上がった紅組の選手。ゴール目指してまっしぐらに駆けて…と思ったら、な、なんと!!
先に立ち上がるやいなや、まだ倒れていた白組の選手にそっと手を差し伸べたんです!!
しかし、話はここでは終わりません。紅組の選手が白組の選手に手を差し伸べて2人ともに立ち上がった後は、そのまま一緒にゴールまでゆっくりと走るのかと思ったのですが…
なんと!!2人揃って再びゴールまで全力疾走で競走!!
こんなことあります!?
あくまで競走ですし、どちらかが反則や危険なことをしたわけでもありませんので、普通だったら、先に起きた方はそのままゴールまで一直線にかけ抜けるか、それとも2人とも転倒してしまっているので、あとは2人で仲良くゴールまでゆっくり走るかだと思うのですが、先に起きた方はもう1人を気遣って手を差し伸べ、さらにそこからもう1度2人で全力で競走を再開する…さすが、弘済中生!!
ただ「強い」だけではなく、ただ「勝つ」だけではなく、しっかりと「優しさ」や「公正さ」も大切にしている、ちゃんとそういう心が育っている、そしてそれを行動で表すことができる、そういったことがヒシヒシと伝わってきた、感動的なシーンでした。
ということで、これは象徴的なシーンでしたが、ほかにもここでは紹介しきれないほどたくさんの感動的なシーンがあり、みんなが本当にかっこよかった、そんな2021年度の運動会でした!!
来年の運動会が今から楽しみです!!