今週の講話
- 公開日
- 2017/02/02
- 更新日
- 2017/02/02
お知らせ
風のように1月が過ぎ去りました。
今週も月曜日の全校集会で、恒例の今岡副校長先生による講話が行われました。今週のお話しの内容は、最近の学校の様子を、前日に行われたラグビー日本選手権の試合からも見られた、ラグビーの精神と重ねてお話しいただきました。ラグビーには3つの精神があります「フェアプレーの精神」「自己犠牲の精神」「ノーサイドの精神」です。
ラグビーの試合では審判は一人しかいない為、ごまかしや反則すれすれのプレーなどのグレーゾーンが存在します。そのグレーゾーンは、学校生活にも存在します。「これぐらいでいいや」「このぐらいならわからんやろ」なんていう気持ちです。最近はそのグレーゾーンが生活の中で目立つような気がします。
それを今岡先生は「グレーゾーンをほったらかしにするのか、自分や他者に厳しく正直な気持ちで生活していくのか、と迷った時に、最後は自分の心で判断できる、人にやさしい、自分に厳しい人になって欲しい」とお話しされました。
人間の社会は白か黒かだけの二分割はできません。必ずあいまいなグレーゾーンの部分ができます。世の中では、このあいまいな部分を、誰からもわかりやすく教えてもらえるわけではありません。自分で判断することです。生徒たちには、グレーゾーンをどうするかという判断力や人との関わり方を学んで卒業して欲しいと思います。